団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

豊田社長記者会見

2010-02-07 17:18:54 | 
                豊田社長記者会見

                                2010年2月7日(日)

 トヨタ自動車の豊田章男社長、この方は「おぼっちゃま」ですワ。
 TVで5日の記者会見の様子を見ましたが、本当に、高貴でお人柄が良さそうです。私には、カルロス・ゴーン氏は悪人然とした面構えに見えますが、豊田氏は対象的です。

 人柄が良い人が経営者として能力がない、とは申しませんが、この方は経営には向いていません。
 佐々木副社長同席の記者会見でしたが、その様子で垣間見えるのは、取り巻き連中に奉られているという雰囲気でした。順調に行っている時は良いのでしょうが、有事の場合は、ガバナンスが利かない会社となるでしょう。


 5日の記者会見では、「豊田社長は自らが統括するグローバル品質特別委員会を設置し、ここで各国・地域での苦情を吸い上げる方針を掲げた。」とありますが、不十分です。

 今回のリコールでは、①発表が遅れたこと、②内密に対策を講じていたこと、③電気制御系の欠陥が指摘されていること、(注 米販売子会社のジム・レンツ氏は「徹底的な試験を行ったが、問題は見つからなかった。」と否定している。)等の問題があります。
 これらを徹底的に検証するため、外部の組織に委ねるべきです。


 日本人は、「まぁまぁ」というメンタリティがあり、トヨタの販売台数に大きく影響を与えることはないでしょうが、アメリカ人のメンタリティは違います。徹底的に追求されるでしょう。
  注 6日、トヨタのデーラーを訪れ、プリウスのキャンセル具合を尋ねたが、このデーラーでは一台もないということだった。
    また、スタッフによると、昨日全プリウスユーザーに℡し、今後の対応について説明したということである。こういったところは、一旦決めると対応が素早く徹底している。

 トヨタの関係者は、10日の米議会での公聴会を固唾を呑んで見守っている状況ではないでしょうか。




561PV,188IP

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 亀八で河豚 | トップ | トヨタのリコール、他メーカ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事