団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

イージス艦事故の謎々(話題)

2008-03-02 12:00:17 | Weblog
            イージス艦事故の謎々(話題)

                          2008年3月2日(日)作成

 29日、衆議院予算委員会の審議をTVで見た。
 石破茂防衛大臣の、イージス艦の事故に関する答弁は実に上手い。「敵ながら天晴れ!」という感じである。しかし、私には真実味が伝わってこなかった。

 一方、沈没した吉清丸の僚船の船長達が、事故直後に行った記者会見での説明は、実にリアルで真実味があった。
 船長達は、「イージス艦は、漁船群を30分前には見たはず。」と一環して主張し、「ブレ」がない。
 イージス艦側が、「2分」→「12分」ところころ変えたのと、極めて対象的だ。

 今回の事故に関する防衛省側の説明は、真実味がないどころか、正に「謎が謎を呼ぶ」という状況である。軍事訓練には、「謎々遊び」がある。(嘘)

 私の専らの「謎々」は、事故当日行われた、大臣室での航海長からの「事情聴取」である。
 私の大胆な推理は、「隠蔽、口裏合わせが行われた」というものである。

①石破大臣は、事故当日自らが直接「事情聴取」を行ったことを、直には明らかにしなかった。
 私は、何か隠されているという「胡散臭い」ものを感じている。
②防衛事務次官にいたっては、「事情聴取」の内容を、「覚えていない」と答えた。なわけないでしょ、いくらなんでも。私なら「能天気野郎」で済みますが、次官ですよ、次官。事務方の頭脳明晰なトップが覚えていない訳がない。
 これは、質問された内容と、「隠蔽、口裏合わせ」をした内容が十分整理できず、迂闊に発言すると後々困ると思い、とっさに「覚えていない」と言ったと思われる。
③「事情聴取」した内容の「メモ」はないと言っているが、10人もこの「事情聴取」に立ち会っていて、誰も「メモ」をしていた者がいないということは、「あり得ない」。
 仮に、「メモ」が本当になかったとしたら、「隠蔽、口裏合わせをするから、メモは厳禁」だったという可能性がある。

 いずれにしても、私は、この「事情聴取」の内容が事実通り明らかになったら、福田内閣が「ぶっ飛ぶ」ようなものだと推理している。

(写真)本文の内容とは関係ありません。
 2007年12月30日、勝浦漁港の近くの市場で撮ったものです。イージス艦の事故近くの海で泳いでいた魚かもー。「ギョ」

(関連ブログ)2008年2月25日「イージス艦の衝突事故」

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