団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

日本の精神病床は世界の五分の一!

2022-02-06 12:34:28 | 社会

日本の精神病床は世界の五分の一!

2022年02月06日(日)

 

 日本の精神病床数が多いということは知っていました。しかし、世界の五分の一とは!

 

 

 2月2日の赤旗です。

 

 私は、根底には、精神障がい者に対する差別・偏見があると思います。国は今、精神障がい者が地域で生活できるよう、「精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築推進(構築支援)事業」を実施しています。

 退院促進し、地域で生活できるような支援を行おうということで、非常に大切なことです。ただ、最もネックとなるのは、「差別・偏見」と思います。

 また、精神障がい者は積極的に要望の声を上げていないということもあります。

 知合いの精神病院の職員に、その点を聞いてみました。

 

・これまで精神障害者の施策や待遇,自身のことですら,発言が保障されない状況がありました.それは「病気だから」「判断能力がないから」「情報を与えられないから」などそのような社会が存在していたことは周知の事実です.だから,当事者が声を上げ難い状況が存在することに矛盾はないと思います.社会福祉学視点において,正しい表現だと思います.

 

 この方は、大学で講師をしておられる方で、「社会福祉学視点において」と言っておられるので、学問の分野では通説になっているということでしょう。

 

 どのように打破するか?非常に難しい問題ですが、まず、行政が精神障がい者を差別することを無くすことが必要と思います

 翻って、広島市行政を見て、精神障がい者への対応は、差別までとはいわないまでも、不公平な扱いをしているものがあります。

 広島県が、昨年の4月から重度の精神障害のある方への通院医療費助成制度を実施したのですが、その実施時期について、広島市以外の市町は昨年の4月から、広島市は今年の2月からにしています。これ、だれが見ても不公平でしょう。

 このようなことを行政が行っていたのでは、いわゆる「示しがつかない」どころか、行政が差別していると思われても仕方ありません。

 

 

 1月29日の朝日新聞です。

 

 何の脈絡もありませんが、トヨタ(グループ含む)の世界販売が1千万台超とあります。

 トヨタは2022年度の生産計画を1100万台と既にアナウンスしています。グループでみると1200万台の販売は優に超えるでしょう。

 

 身びいきではありますが、トヨタのシェァは拡大していって欲しいです。先の精神病床数は減少していって欲しいです。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 無症状者の発見・保護 | トップ | 政党助成法廃止法案 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

社会」カテゴリの最新記事