トヨタがやっちゃいました
2017年1月11日(水)
トヨタがトランプ次期アメリカ大統領のツイッターによる恫喝に屈してしまいました。
アメリカのデトロイト自動車ショーで、トヨタ章男社長が、今後5年間で100億ドルの投資をすると発表したのですね。トヨタ幹部は、「誰かに言われて曲げては、持続可能な経営はできない」と、トランプ氏の発言に影響を受けたものではないと、その影響を否定しています。
確かに、既に計画をしていたものを公表したに過ぎないのかも知れません。しかし、重要なのは、このことが世間にどのように理解されるかということです。否、トヨタほどの大企業ですから、社会にどのような影響を与えるかが問題です。そのことからすると、トヨタの対応はトランプ氏を増長させたことになり、意図するとしないとにかかわらず、悪い影響を与えたと思います。トランプ氏は益々図に乗って、遣りたい放題をするでしょう。→間違いなく、アメリカのみならず世界に害悪です。
既に、多くの経済人を初め識者が指摘していますが、アメリカの公式な政策でもないことに振り回されるべきではありません。
自動車各社の対応が、整理されて、今日の朝日新聞に載っていました。
私ゃ、日産のゴーン社長は大嫌いですが、この方のおっしゃっておられる「NAFTAが変更された場合、それに対応していく」という発言は、ごもっともで普遍性があります。経済人としての識見は認めざるを得ません。(トヨタの社長が同じことを何故言えないのか、トヨタファンの私は、残念で、今後のトヨタに不安を覚えます。)
ATAFTAしない方が良いのです。「AT」を「N」に置き換えてみたください。(^_^;)
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