団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

音楽の花束 秋 2019

2019-11-05 06:06:28 | 音楽

音楽の花束 秋 2019

2019年11月5日(火)

 4日、広島交響楽団の演奏会へ、行って参りました。

 

 年度に3回あるんです。3回でA席6,700円也! surpriseなpriceです。来年度からはwifeと行くことにいたしますです。感動を共有したいです。

 

 

 ヴァイオリンの金川真弓という方は、私は存じ上げていません。2019年チャイコンで4位入賞とあります。楽器はグァルネリウス。このプロフィールには年齢書いてありませんが、基本的な事項が抜けています。

 

 

 金川が赤い地模様にビーズを散りばめた丸い模様のあるドレスを纏って出てきました。もう少し煌びやかでも良いかなと思ったのですが、音楽とは関係ありませんので、どうでも良いことかも。(笑)

 出だしの音を聴いて、「音が少し硬い、よく通る」と感じました。後に知ったのですが、これがグァルネリsoundか・・。

 

 ヴァイオリン協奏曲と言えば、ベートーヴェン、ブラームス、メンデルスゾーン、シベリウスと有名どころがありますが、チャイコフスキーが一番激しいと思います。第一楽章の終わりからして最高の高揚感を見せます。私ゃ、期待以上だったこともあり、拍手をしたいと思っていたのですが、誰か勇気を出してきっかけを作ってくれたんですな。共感の拍手を送りました。楽章途中での拍手って、珍しいです。でも、良いと思ったら、積極的に拍手をして良いのではないでしょうか、と思います。

 カデンツァではピアニッシモを強調して欲しかったです。

 

 アンコールでパガニーニの奇想曲24番。奇想曲の中でも一番有名な曲です。金川は自信があって取り上げたのだと思います。技巧的なことはよく分かりませんが、素人が見ていても人間技とは思えませんです。左指の高速の動き、ピチィカートと弓の動きの連動。もう音を紡ぐという感じではなく、魔法の音のように聞こえましたです。当然「ブラヴォー」であります。

 

 ドヴォーザークの交響曲8番は、おおらかでのびのびしていて屈託がありません。ドヴォーザークそのものもそのような性格だったのではないかと思います。

 冒頭数小節後にフルート独奏が入ります。この演奏会で初めて気付いたのですが、消えるような音が長く続くんですね。エーッ!息継ぎは一体どうするの?ってくらいなんです。今日のフルートは中村めぐみさんでしたが、秋山コンダクターは演奏終了後一番最初に中村さんを立たせ讃えていました。

 来年広響感謝デーで中村さんに会ったら、聞いてみたいと思います。「循環呼吸?」

 

 最後の数小節は、テンポも速くなり、それまでのおおらかさを払拭し大音量で圧巻のエンディングへと導くのでありました。

 

 

 

 

 フェニックスホールは1500席程度です。

 

 反響板があるのですが、平にして残響を少なくしています。そのためデッドになるんですね。音そのものは、ピュァに聞こえてよく通るんですが、やっぱ、一定の残響が欲しいいです。余韻にいいものが宿るんですね。

 私が座った席です。A席ですが、私の前の席はS席ですので、SA席です。私が勝手に名付けました。

 

 マチネーでありました。wifeと行く場合は車で行くのですが、電車で行きました。

 私ゃ、知らなかったのですが、途中下車60分以内であれば、追加料金がかからないんですね。

 広島電鉄は、10月から180円→190円に値上げしました。消費税2%の値上げなら本当は183.3円になるのですが、それを190円にする便乗値上げを行いました。けしからんことであります。その罪滅ぼしとでも言うのかい・・。

 

 これ、電車内の天井広告です。

 

 広島大学跡地に建てている高層マンションです。〇〇の高上りと申します。買えない者の僻みでありますな。

 

 平和公園に向かう平和大橋に歩道が新設されました。自転車道もあります。

 

 右下に見えている船らしきモノでありますが、護岸に固定していて船として使うことはできないのですが、所有者は船と言い張っているのであります。(レストランにしています。)国、市行政もこの所有者と結託し「船」と認めているのであります。道理が通じない世の中になっていますです。

 平和公園内に、多分原爆後植樹したと思われますが、クスノキでしょうか・・。

 突然ですが、倉本聰は木に感覚があると申しているのであります。この言葉気になりますです。

 

 

 本郷新の「嵐の中の母子像」

http://www.pcf.city.hiroshima.jp/virtual/VirtualMuseum_j/tour/ireihi/tour_31.html

 私は、この像を見る度、母親の子に対する無限の愛を感じるのであります。

 

 フェニックスホールです。半地下の建物となっています。

 

 

 何故か東海道53次の絵、と言っても銅板、が飾ってありました。

 

 電子掲示板とでもいうのでしょうか・・。何か、味気無さを感じます。

 

 演奏会の未来でありますが、AIロボットが楽器を奏でるようになるのでしょうか・・。・・で、そんな演奏会を誰が聞くのか?ですって?、そりゃ決まっているでしょ!AIロボットであります。最後は人間は居なくなるんですな。(ハハハッ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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