インフォームドコンセント
2022年09月19日(月)
「インフォームドコンセント」。以下ネットから
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インフォームド・コンセントとは、「医師と患者との十分な情報を得た上での合意」を意味する概念。 医師が説明をし、同意を得ること。 特に、医療行為や治験などの対象者が、治療や臨床試験・治験の内容についてよく説明を受け十分理解した上で、対象者が自らの自由意志に基づいて医療従事者と方針において合意することである。説明の内容としては、対象となる行為の名称・内容・期待されている結果のみではなく、代替治療、副作用や成功率、費用、予後までも含んだ正確な情報が与えられることが望まれている。また、患者・被験者側も納得するまで質問し、説明を求めなければならない。これは医療倫理から派生した概念であり、患者の権利の一つともされる。
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私は、かつての仕事上の経験から、大病院の勤務医が超多忙ということを知っています。
そのことを前提とすると、今回私が経験したことは、希かもしれません。「今回」というのは、この12日に検査入院し、翌13日に心臓のカテーテル検査をした時の経験です。
検査が終了し、その結果をドクターから説明を受けます。wifeも同席していました。→これ、普通です。
ところが、その日の夕食を済ませた夕刻、ドクターが病棟を訪れて来て、説明をすると言うのです。私は、何か簡単な説明かと思っていたところ、2時間近くに及んだんです。
私の今回の検査って、ポピュラーで、そんな詳しく説明することもないと思うんですよね。これが、大手術であったり珍しい手術であれば、ドクターも説明することは山ほどあると思いますけどね。
私は、病気を治す主体者は患者自身だと思っています。ただ、患者は医療について詳しく知りませんので、そこはドクターの助けを必要としています。
患者って、医療については、素人ですので、また、難しいことがありますので、一通りの説明では中々理解できない部分があると思うんですよね。ある程度何度も繰り返し繰り返し説明を受けなければ、理解できず、そのため一定の時間が必要なんです。ドクターからしたら一通り説明をし、更に繰り返し説明するって、時間が要るので忙しいと中々難しいと思うんです。ところが今回の私のドクターは、いとわず、してくれたんです。
月並みの言い方かも知れませんが、患者の立場に立つ姿勢というか思想がなければ出来ないことと思った次第であります。
このドクターは、外来の時から、「何時でも、何かあったら、遠慮せずに、直ぐに来てください」と言って下さっていました。こんなドクターですから、尊敬し信頼申し上げていましたが、より深化いたしました。
ドクターには悪いですけど・・、惚れちゃいました。(笑)
あっ!、肝心の検査結果ですが、前回2018年検査の時と比べて、石灰化が進行していまして、いずれステントを入れることになりそうでした。
ドクターは、動脈硬化の因子が5つあると言われました。糖尿、高血圧、肥満、喫煙、・・、もう一つ出てこないんですワ。コレステロールだったかも知れません。
先の説明では、この「5つの因子」は、3回くらい説明してくれたんです。でも覚えられないんですよね。5回だと誤解せずに覚えられたかも知れませんけど。(笑)
・・で、私は現時点で、薬の助けを借りているということもあり、5つの因子は全て無いのですが、それでも石灰化が進んでいるんですね。←これが、老化というものでありましょう。
生命は、誕生し、そして死滅する。←これ、自然の法則であります。エントロピーの法則でいえば、生命は、この法則の例外ともいえる現象でありますが、やはり、最終的にはエントロピーの法則の摂理に従うってことになるのであります。
しかし、新しい生命が誕生するってどういうことでしょう? ← 訳分かんないことに陥っていまいました。
医療費の支払額が、1割負担で45,860円也。
食事療養費5食で3730円也(一食当り746円)
医療保険で約40万円負担してくれた訳であります。感謝であります。
医療費が高いのか安いのか分りませんが、ハッキリ分っていることは、私にとっては高い!ということであります。(笑)
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