団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

カーボンオフセット

2008-01-13 19:07:15 | Weblog
              カーボンオフセット

                           2008年1月13日(日)

 2007年12月30日付けの朝日新聞に、「カーボンオフセット」の仕組みが載っていました。「オフセット」とは「帳消し」にするということです。

 以下、私の理解に基づき私なりに説明しますと、(朝日新聞のカーボンではなく) 

1 私たちは、生活をするうえでCO2を排出します。例えば、電気を使うとその燃料(原油)がCO2を排出しています。
2 CO2削減費用は、1kgあたり4円ということです。(この記事では、何らかの科学的データに基づくのでしょう、与えられていました。)
3 CO2の排出量削減に相当するお金(例えば、CO2を100kg排出すると、100kg×4円=400円となります。)を、例えば、石炭・石油火力発電をつくる代わりに稼働している小水力発電の資金に回すのです。
4 つまり、火力発電から水力発電に代えることにより、CO2の排出量を減らし「帳消し」にできるという仕組みです。

 これって、かつて、大学のときに教えてもらった、「外部不経済の内部化」ということだということに気が付きました。
 当時(1970年代)、公害が大きな問題になっていました。教授は、「企業は生産活動により大気を汚すが、このコストは支払っていない。大気汚染を浄化する費用をコストとして企業が負担するようにすることを、「外部不経済の内部化」という。」とこんな趣旨だったように思います。

 記事に戻って、東京から博多までの移動手段別の「カーボンオフセット料金」が比較されていました。(1人あたり)
①新幹線・・117円
②自動車・・343円(2人乗車で1人あたり。15km/ℓの燃費で計算。)
③航空機・・517円
 也です。

 皆さん、以外と少ないと思いませんか。この程度なら十分負担できる金額ではないでしょうか。
 「排出権」を仲介する組織として、有限責任中間法人「日本カーボンオフセット」が紹介されていました。

 私は、今年からガソリン1ℓあたり10円の「オフセット料金」を先の団体に払うことを決めました。

 私にとって、2008年は「環境元年」です。
 「ひとりはみんなのために みんなはひとりのために」です。

 この決意をしたのは、2008年1月元旦。
 わたしの人生時計「16時57分01秒」 チン

(関連ブログ)2008年1月1日「地球温暖化(話題)」

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