団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

広辞苑

2008-05-25 00:15:43 | Weblog
                  広辞苑

                         2008年5月24日(土)作成

 5月23日、広辞苑第六版を買った。1月に出版されることが分かった時から、買うつもりでいた。
 定価は8,400円だが、完成記念特別定価で7,875円。
 私はまず、図書カードを買いに行った。プレミアム3%である。私が買った書店では更にポイントが付くから、「相当安く」買えたことになる。(小さな幸せ)

 私が広辞苑を買ったのは、2版が始めてで、今までずっと持っていた。奥付のところに鉛筆で「1969.8/2」と購入年月日をメモしている。定価は3,200円だ。
 この当時、買いたくてもなかなか買うことができなかったという記憶がある。
 39年前の3,200円は、貧乏学生の私にとっては、今の10倍にもそれ以上にも感じられた。しかし、結果的には「安い」買物だ。3,200÷39≒82。何と1年82円!

 ところで、広辞苑のポスターに8人の人物が登場している。
 吉田美和、桑田真澄、太田光、手塚治虫、黒柳徹子、美輪明宏、高見のっぽ、椎名林檎の各氏である。(恥ずかしながら私は、吉田美和、高見のっぽ、椎名林檎の3氏は、名前は見たことがある程度でよく知りません。)
 
 おもしろいことは、新聞各紙に広辞苑のPRが全面で掲載されたが、新聞によってそれぞれキャラクターを変えていたことだ。
 それぞれ誰であったかは覚えていないが、朝日新聞は手塚治虫であった。

 岩波書店としては、各新聞の購読者を分析し、誰を宣伝キャラクターとして使うのが最も効果があるかを考慮して、このような方法を採ったと思われる。
 もしそうなら、私の場合「ぴったり」である。
 私は、朝日新聞の購読者で、手塚治虫の信奉者であるからだ。先の8人のうち、既に死んでいるのは手塚治虫だけということも興味深い。岩波書店としては、そこまでしても、手塚治虫を外したくなかったのだろうか。

 それはともかく、私はこの広辞苑第六判を棺まで持っていく考えだ。
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2 コメント

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広辞苑 (ヒキノ)
2008-06-21 18:56:27
非常に素晴らしい辞典だと思います。
第5版はなぜか2冊持ってました。子供が買ったのかな。いまは持ってません。買いたいのだけど我慢してます。理由は電子辞書です。
http://blog.goo.ne.jp/musshu-yuu/e/3995793af8cd29ce2ce8a3959bac7f2e
これがあれば重いものはいりません。
PCのお気に入りにWikipediaとWeblioを入れておくと便利ですよ。
返信する
ヒキノさんへ (windy)
2008-06-22 08:46:16
ヒキノさん、こんにちは。

 広辞苑は、ブログを書くのに結構使っています。

 でも、電子辞書も欲しいです。
返信する

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