団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

カローラクロス試乗

2021-09-23 04:08:07 | 

カローラクロス試乗

2021年09月23日(木)

 

 21日、トヨタカローラクロスの試乗へ行って参りました。

 人気車種且つ生産が追いついてないということで、全てのディーラーに試乗車がある訳でなく、3店舗目でお目にかかりました。

 

 結論から言うと、期待外れでありました。運転して楽しくないのです。

 

 左がハリアーで右がカロクロです。カロクロが2クラス車格は下ですが、押し出しは引けをとりません。

 

 私のインプレッサとの比較ですが、加速力がありません。アクセルを強く踏むとエンジン音が大きくなります。大きくなるのは仕方ないとして、ガサツなんですね音色が。化粧を落とした顔を見てガッカリするって感じであります。

 ハンドル操舵が異常と思えるほど軽い! SUVに相応しくないというか、しっかり感がありません。

 ブレーキングでは、踏みしろがあるというか、当りを感じないのです。乱暴にブレーキを踏んでもカックンブレーキにならないようにしていると思うのですが、真綿で締め付けるような効き方が欲しいです。

 乗り味ですが、全体的に上質さを感じませんでした。

 

 あと細かい所では、ブレーキホールドがあるのですが、発進の際のショックが大きいんです。これ、明らかに初期不良と思われます。技術スタッフとして恥ずかしいでありますぞ。

 

 

 

 このデーラーでは、連休中に数台売れたということです。全国的にも爆発的に売れています。納期は既に来年2月とか。競合車種との比較では相対的に安価ですので、1ヶ月後の初期受注は5万台と予想します。私事で恐縮ですが、長男家族が狙っておりますです。(笑)

 

 車高が高いので、乗降性は良いです。室内空間は広く、カロクロの売りであります。

 

 

 

 切れ目が流行っています。

 

 TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ。視認性が良いです。パワーモードにすると、青が赤に変ります。

 

 

 巨大なラゲージルームです。2列目シートを倒せば、私だと寝ることができそうです。

 

 いろいろと欠点をあげつらいましたが、普通に運転する分には、移動手段として全く不満はないと思います。

 

 22日、比較としてマツダのCX-5(ディーゼル)を試乗しました。CX-5の方が格段に上質です。にもかかわらずマツダのブランドではカロクロよりか売れない! 何故でしょうかね・・。

 

 

 知人からメイルが来ました。参考までに以下アップします。

 

 自民党総裁選への危惧

 テレビを見ていないので、ワイドショーの狂騒ぶりは人づてに聞くだけです。でも、新聞やネットを見ているだけでも、世の中の話題が今やコロナやオリンピックから自民党総裁選に移ったことをひしと感じます。その騒ぎぶりに危惧を覚えます。

 最近のツイッターに「18歳で選挙権を得た高校生が『選挙って、あの4人から選べばいいの?』と祖父に聞いた」ことが投稿されました。野党4党の共闘よりも、この4人の与党共闘の方が一般市民の脳には強烈に受け止められ、自民党が息を吹き返した感があります。この中から新しいリーダーを選べば日本は変わる・・・というムード。自民党は次の総選挙で大敗すると、つい最近まで言われていました。そうした退潮の自民党を救う(電通の考えそうな)起死回生の戦略が着々と進んでいるように思えます。

 その中でK氏が一歩リードとか、別のK氏が追い上げとか、いろいろ言われますが、恐ろしいのは高市氏の存在です。KKの二人は態度も主張ものらりくらりの節操ない存在です。それに対して高市氏は持論が明確で、その意味では筋が通っています。自衛隊を国軍化して中国と立ち向かおうという主張は、若者にとって実に勇ましく聞こえます。ジェンダー問題が注目される中、女性であることも手伝ってメディアは彼女を華々しく取り上げています。

 高市氏が総裁選への立候補を表明したとき、朝日新聞は彼女を写真入りで1面に大きく取り上げました。4野党の共闘が成立した記事は後ろの面で目立たなかった。読売、産経はもちろんのように1面で高市氏を大きく持ち上げました。野党共闘を1面で大きく書いた東京新聞が、実に新鮮に思えたくらいです。

 アメリカ大統領選挙でトランプが出てきたのが、同じような状況でした。最初、トランプは単に「風変わりで面白く、テレビ受けするキャラクター」にすぎなかった。それが明確な主張で既存タイプの対立候補を揶揄、バカにし、その場面がテレビで面白おかしく伝えられるうちにクローズアップされたのです。名だたる政治家が次々に脱落する中で、彼一人だけが頭角を現し、ついに共和党の大統領候補となりました。ブームに乗り、物珍しさと「世の中を変えたい」という風潮に乗って世論を味方につけ、ついには最終選挙で勝ってしまった。

 日本も同じ道を進むとは言いませんが、メディアがはしゃぎまわって高市氏を持ち上げていると、今や維新に追いあげられて焦っている自民党の若手党員や議員としては、こちらに飛びつきかねません。少なくともテレビを見ている若者たちのかなりが、彼女と自民党になびくでしょう。しかも元首相は、森友、さくら問題などで自分のボロが追及されないよう、かなり力を入れて高市氏をバックアップしています。あまり甘く見ないほうがいい。

 いずれにせよ、この総裁選を機に、中国との対決姿勢や憲法を変えようという世論作りが激しく進むでしょう。それは見くびらないほうがいい。トランプ台頭の経緯を振り返って、そう思います。

 あの20年前の「9・11」を機に、アメリカ社会はわずか3日で愛国社会に変わりました。日本なら・・・1日で変化するだろうと、僕は現場にいて思いました。自民総裁選は自民党内部のことだから静観すればいいとは、僕にはとうてい思えません。これは対岸の火事でなく、津波のように押し寄せてくる危険性をはらんだ人災になりかねないと思っています。

 

 

 「あの20年前の「9・11」を機に、アメリカ社会はわずか3日で愛国社会に変わりました。日本なら・・・1日で変化するだろう」

 この警鐘は重要です。

 


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