団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

広島交響楽団2018「平和の夕べ」コンサート

2018-08-16 11:19:54 | 音楽

広島交響楽団2018「平和の夕べ」コンサート

2018年8月16日(木)

 8月5日、広島交響楽団2018「平和の夕べ」コンサートに行って参りました。

 ソリストに、ピアノのネルソン・フレイレを招いての豪華なコンサートです。曲目もブラームスのピアノ協奏曲2番。通常協奏曲が最後に演奏されることはありませんが、この日は特別な意味合いがあったものと思います。3番の後に演奏されました。

 

 3番は、ブラームスの交響曲の中でも、私的には一番印象の薄い曲です。ただ、私はつくづく、この曲は副交感神経系の曲と思いました。地味ですが、心にしっとりとくるものがあります。

 

 続く、ピアノ協奏曲の2番ですが、ピアノ付交響曲とも言われています。ピアノの派手さがないですね。チャイコフスキーにしても、ラフマニノフにしても他の多くのピアノ協奏曲はピアノの突出した表現がありますが、地味~という感じです。

 この曲はホルン泣かせと思います。出だしのあの悠揚迫らざる雰囲気はホルンこそと思いますが、その次ホルンとしては高い音を出す必要があります。この場面を完璧に演奏するのは難しいのでしょうね。本日広島交響楽団のホルン奏者も、ちと苦しんだようであります。

 この曲も副交感神経的音楽と思いました。

 

 フレイレがアンコールを2曲演奏しました。2曲目は会場からどよめきが起こりましたです。まさか2曲演奏するとは思っていなかったんですね。

パデレフスキ:ノクターン 作品16-4
 グリーグ:抒情小曲集第8集より「トロルドハウゲンの婚礼の日」作品65-6  

 

 私はいずれも知らない曲でした。グリーグは随分と軽快な曲でした。グリーグと言えばどちらかと言えば、暗い感じのイメージがしますが、払拭されました。

 

 当日券売り場です。

 左は、先の豪雨災害に対する広島交響楽団としてのメッセージです。

 

 ピアノの左はフレイレなんですけど・・。

 

 余談になりますが、実は会場を勘違いしていたんです。フェニックスホールと思っていたんですね。平和おおはしを渡る時点では、何の疑問もありませんでした。

 平和公園では、明日の平和祈念式典の準備が進んでいます。

 ホールに入って、何か違和感を感じました。観客がいない!ただ、内部からオーケストラの音が聞こえてきたので、まだ、その時点では間違いに気づきません。

 周辺にいた人に尋ねて、間違いに気付きました。

 

 ただ、幸いなことに、歩いて5分程度の所が真正会場で、慌てることなくたどり着くことができました。

 演奏会そのものを忘れることがありましたので、それに比べればまだマシかも・・、と自らを慰めています。

 

 

 

 

 

 


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