団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

自動車会社の9月中間決算

2020-11-23 12:36:31 | 

自動車会社の9月中間決算

2020年11月23日(月)

 自動車会社の9月中間決算が出そろいました。

 


 10日の朝日新聞です。

 

 圧巻は何と言っても、トヨタです。2021年3月期業績予想で1兆4200億円の純利益となっています。

 国内では怒濤の販売状況となっていて、10月は子会社を含めてシェア59.6%! 調べていませんが、これまでの最高は約50%と思います。

 世界的にみてもコロナの落ち込みが他メーカーより少なく、私の予想では、2020年の販売台数は、VWを100万台程度上回って圧倒的な一位になる見通しです。

 

 




 13日の朝日新聞です。

 

 一方、日産、三菱が厳しいです。

 次に心配なのは、マツダです。

 

 マツダの本題に入る前に、数日前の米コンシューマーレポートでマツダブランドが信頼度一位を獲得しました。二位トヨタ、三位レクサスとなっています。

 

 マツダの不振の原因は、技術は持っていても売れる車を造ることができていないということです。例えば、マツダ2(デミオ)です。パッケージングが不味いと言わざるを得ません。このクラスで走りを求める消費者は少ないと思いますので、初代デミオのようにマシンミニマムマンマキシマムのコンセプトになるベキであります。

 

 今後、電動化への移行が早急に求められますが、エンジンにこだわっているマツダは大幅に遅れています。

 ただ、朗報が・・。上の方の新聞記事によると、トヨタからハイブリッドシステムの供給を受けるということです。最近のネット情報では、2021年に立ち上がるアメリカ工場で生産するということです。どんな車になるか興味深いですね。

 

 また、ヤリスをベースにしたモデルを欧米で発売するということです。マツダはつい最近までトヨタへデミオベースのモデルを供給し、トヨタは米国で若者向けのサイオンブランドで販売していました。(パッとしませんでしたけど。)今度は逆のパターンになるんですね。

 

 マツダ肝いりのスカイアクティヴXエンジンは、高い!こと及び電動化の流れで、足を引っ張る可能性が高いものと思われます。

 ロータリーエンジンを使った、電動車を2022年から販売するということですが、コストを抑えることができるかどうかが鍵と思います。

 私は、個人的には、後輪駆動のロータリーエンジンのシーリーズハイブリッド車を造れば良いと思います。小型軽量低騒音低振動を活かせば、SUVモデルであれば後部に荷室を確保することができます。何より、後輪駆動車は走りが楽しいんです。私は今FF車に乗っていますが、トルクステァに閉口しています。(前輪にトラクションがかかっている場合ハンドルが重くなりアンダーステァ傾向になります。→これ、スピードを出していたら、危険がヤバイいんです。)

 

 マツダの電動車が売れなければ、こりゃ、トヨタから経営陣を迎えた方が良いですぞ、と思います。トヨタならバンバン売れる車を造ることができます。

 

 昔、マツダにルーチェというスタイリッシュな車がありました。マツダにしては良く売れたのですが、その当時トヨタの関係者は、トヨタならまだ数倍売ることができると言っていました。(笑)

 

 

 

 

 

 

 


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