不時着
2016年12月20日(火)
稲田核好子防衛大臣が、オスプレイの墜落を、「不時着」と表現しました。私ゃ、その時の記者会見をTV画像で見ていて、その厚顔無恥無知振りに唖然としました。「慄然」の方が正解かも。戦闘機を撃墜されても、海に不時着したと言うのと同じですから。正に、現代版大本営発表と言ってよいでしょう。
アメリカへの属国根性丸出しのこの発言は、戦前であれば、「非国民」と罵倒されるところです。
なぜ、こうまでして、アメリカへの属国意識があるかということですが、私は、それは、日米安保条約によりアメリカに守ってもらっているということを絶対視していて、思考停止になっているところに原因があると思います。
オスプレイは海兵隊の所属ですが、そもそも海兵隊は殴り込み部隊であり、日本の防衛には基本的に関係ありません。アメリカの軍事戦略上沖縄に配備しているだけです。
「だけです」と表現しましたが、百歩譲って、日本の防衛の抑止力になっている部分があることは、私も認めましょう。しかし、海兵隊が日本にいなくても、基本的に支障はありません、と思います。
河村たかし名古屋市長流に、「オスプレイなしで、日本の防衛をしてチョ」と何故言えないのか。←これは、冗談です。
トランプ次期大統領の登場により、今後日米安保条約がいろいろと問われることがあると思います。国を守るのは、基本的に自国ですので、軍事同盟に頼るのではなく、自主防衛を考えるべき時です。そうすれば、アメリカのみならず日本の本土の植民地のような扱いを受けている沖縄の問題も一機に解決します。日米安保条約がある限り、沖縄問題の解決はあり得ない、というのが私の考えです。
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