3学年だより「やりきる」
インターハイも総文祭も終わり、冬に本番を迎える一部の部活を除いて、多くの人はいったん現役を退いている。高校二年半の部活はどうだったか。やりきったと言えるかな。
「やりきった」と感じられるかどうかは、やはり結果よりも過程にあるのではないだろうか。
もちろん、勝つことは大きな目標だ。
しかし、試合は優勝する1チームを除き、必ずみんな負けて終わる。
負けることが義務づけられた戦いに、みんなは挑んできたとも言える。
最終的に負けることがわかっていて、なぜ戦うのだろう。
勝つこと自体ではなく、勝ちを目指して懸命に努力することに価値があると、からだのどこかでわかっているからだろう。
もしくは、その活動自体が楽しいか。苦しい練習ほど楽しいときもある。
やればやるほど、勝つかどうかについての意味は減っていくのではないだろうか。
~ 中学のとき運動会のかけっこで、
欠席者が多かったのか、たった一人で走ることになったやつがいた。
でもそいつ本気で走って。
見たら歯食いしばるくらいガチの顔やねん。
誰も相手おらんのに。
みんな大爆笑してたわ。ゲラゲラ笑ってた。
そのとき、おれは思った。
こいつは、なんてかっこええやつなんやと。
あまりのかっこよさに、鳥肌が立って、泣きそうやった。
あの光景が、今でもずっと目に焼き付いている。
今、なにをすべきか。それをなんのためにしているのか。
そんなことは、正直どうでもええと思った。
没頭できたら、それだけでもう成功者なんや。
没頭している時間ほど美しく、幸福を与えてくれるものはない。
(ジョーブログ『瞬発力の高め方』サンクチュアリ出版)~
やってしまっているのだから、思い存分やった方がいい。
どれくらいやれば受かるかとか、コスパとかタイパとか、今はまったく考える必要はない。
インターハイも総文祭も終わり、冬に本番を迎える一部の部活を除いて、多くの人はいったん現役を退いている。高校二年半の部活はどうだったか。やりきったと言えるかな。
「やりきった」と感じられるかどうかは、やはり結果よりも過程にあるのではないだろうか。
もちろん、勝つことは大きな目標だ。
しかし、試合は優勝する1チームを除き、必ずみんな負けて終わる。
負けることが義務づけられた戦いに、みんなは挑んできたとも言える。
最終的に負けることがわかっていて、なぜ戦うのだろう。
勝つこと自体ではなく、勝ちを目指して懸命に努力することに価値があると、からだのどこかでわかっているからだろう。
もしくは、その活動自体が楽しいか。苦しい練習ほど楽しいときもある。
やればやるほど、勝つかどうかについての意味は減っていくのではないだろうか。
~ 中学のとき運動会のかけっこで、
欠席者が多かったのか、たった一人で走ることになったやつがいた。
でもそいつ本気で走って。
見たら歯食いしばるくらいガチの顔やねん。
誰も相手おらんのに。
みんな大爆笑してたわ。ゲラゲラ笑ってた。
そのとき、おれは思った。
こいつは、なんてかっこええやつなんやと。
あまりのかっこよさに、鳥肌が立って、泣きそうやった。
あの光景が、今でもずっと目に焼き付いている。
今、なにをすべきか。それをなんのためにしているのか。
そんなことは、正直どうでもええと思った。
没頭できたら、それだけでもう成功者なんや。
没頭している時間ほど美しく、幸福を与えてくれるものはない。
(ジョーブログ『瞬発力の高め方』サンクチュアリ出版)~
やってしまっているのだから、思い存分やった方がいい。
どれくらいやれば受かるかとか、コスパとかタイパとか、今はまったく考える必要はない。