2/12(火) スキー実習初日。いつもどおりスクールバスで登校し、つぎに配車された西武観光さんのバスで出発する。先々週くらいがピークだったインフルエンザだが、残念ながら欠席連絡が数人入った。
川越ICから関越自動車道に入り、湯沢で降りて苗場スキー場へ。長年親しんできた上越国際スキー場から苗場にかえて三年目、つまり自分達の学年は初めて使用する場所だ。
おりしもユーミンコンサートが行われる苗場プリンスホテルは、歴史を感じさせるものの、様々な面で計算しつくされた施設で、ちょっと贅沢ではないかとさえ感じるほどの空間で実習ができるのは幸せだと思う。
到着してすぐ着替えて、雪の降りしきる中、実習を開始する。いきなりこの天候は初めての生徒さんにはつらいかなとも思ったけど、はじめてゆえに、こんなものかと受け止めてる風でもある。
実習をおえて、夕食、全体ミーティング。およそ480名がいっぺんに食事をとれるスペースも、この宿の魅力だ。せっかくなので、お誕生日の子を紹介し、みんなでハッピーバースデーを歌った。みんなで楽しく乗り切るために、手洗い、うがい、換気には気をつけようと話して解散、初日がおわる。
2/13(水) スキー実習二日目。雪。起床、朝食、実習、昼食、実習、夕食、ミーティング、就寝。昼食のカレーおいしい。夕食の鶏肉おいしい。なぜそんなにポテトをとるのか。
2/14(木) スキー実習三日目。雪。起床、朝食、実習、昼食、実習、夕食、ナイター自由滑走、就寝。朝食のししゃも美味しうございました。なぜパンケーキとポテトをそんなにとる。昼食の牛丼美味しゅうございました、夕食のローストビーフおいしゅうございました。鮭のマリネとシーザーサラダ美味しゅうございました。なぜそんなに無計画にすべての料理を天こ盛りにしようとするのか。
2/15(金) スキー実習最終日。はじめての好天。雪のなか、誰もケガせず、熱も出さずにがんばったご褒美かもしれない。
この子は途中でいやになってやめるのではないかと思いながら初日に見ていた生徒さんも、それなりにすべっている様子を本部から眺める。やはり物事はプロに基本から教えていただくのが一番の近道だ。
スキーができたから人生に何か直接的に得になるかと言えば、むろんそうではない。それは部活も同じか。映画や音楽も。でもそういう経験の蓄積が人としての豊かさを構成していくことだけは間違いないな、などとの感慨をいだくのは、スキー実習の引率もほぼラストだからか。
実習中、誰も医者にかからなかったのは初めての経験で、彼らはきっとこの先いろんなことをやってくれるのだろうと希望を抱きながら、無事川越にたどりついた。
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