水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

一球入魂

2007年12月04日 | 日々のあれこれ
 ほんの少ししか見なかった映像の感想だが、たとえば二戦目の川上憲伸選手のピッチングはまさしく一球入魂の雰囲気がただよっていた。おそらく3試合通してそういう感覚で選手のみなさんはプレイしていたのではないか。プレイでいいのかな。ジョブでは言い足りないし。とにかくその空気と、星野監督のインタビューからは、やはり皆なみなみならぬ思いで、今回の大会に臨んでいたことがわかった。素人目にみても、戦力は日本が一番のように思えた。ふつうにやれば勝てるんじゃないの、くらいに思っていたのはあさはかだった。
 もし吹奏楽で、国体のような形式での大会があったとする。埼玉県は全国大会常連の数校から精鋭を集めバンドをつくることになった。そのバンドを誰が指揮するか。○○先生は忙しいと言ってる、○○先生は修学旅行中だ、「万が一のことがあっても傷のつかない人を選べ」とかいうことになって、おれが選ばれたらどうしよう。優勝候補筆頭には、多くの人がまず埼玉をあげるだろう。対抗に大阪、千葉、北海道か。愛知、福島もあなどれないな。なるほど代表をひきいるというのは大変だ。勝って当然などと思われている時ほど大変だ。
 コンクールでいつも勝っていらっしゃる先生も大変なのだろうなあ。その質の大変さを味わえるレベルを目指したいものだ。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月3日

2007年12月03日 | 日々のあれこれ
 全国大会のきっぷをとったいきおいで購入した落語会に出かけ、帰りに池袋の蒙古タンメンを食した。池袋芸術劇場にいくたびに気になっていたのだが、昨日は行列がほとんどなかったので、ついに初食。いやあ辛かった。うまかった。はっきり言ってジャンクな食べ物だが、やみつきになる人がたくさんいるのもわかる。若いお姉ちゃんがけっこう多かったのにも驚いた。若い人は辛さには強いのだろうか。食堂で売っている太巻き(川東の太巻きは唐揚げをまいてあります)に、七味を思い切りかけて食べている子をよくみかけるが、同じ現象だろうか。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2007年12月02日 | 日々のあれこれ
 登校し、試験問題の作成にはげむ。適当な問題でいいならすぐ作れるけれど、試験の時にこの問題を解くことによって、そのこと自体が一歩前進につながるような問題をひねりだしたくて、ねばる(ま、高校生諸君にこの苦労は伝わらない可能性が高いとは思うが)。何を問うか。どう問うか。WHATとHOW。先日亡くなられた池田晶子さんの頭の中では「how?→科学 why?→宗教 what?→哲学」と思考されていたようだ。(『リマーク1997-2007』)何を問うかには、問う人の哲学があらわれる。でも、どう問うかにも、哲学は現れるな。わからなくなってきた。はやく普通につくってしまおう。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする