折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

強い雨が去って、さわやかな五月の風に。

2008年05月21日 23時55分47秒 | 小満
                  □ レオナルド・ダ・ヴィンチ
           (Leonardo da Vinci/F(AT/CL) 1993 Meilland France)

◇ 今日、5月21日は、二十四節気の「小満」とのこと。
  暦便覧に「万物盈満すれば草木枝葉繁る」と記されている。
  そのとおりで、満ち足りてこそ初めて繁栄があることを実感する季節。
  郊外を走ってみると(大分はほとんどが郊外!?)、麦が黄色く色づいて、麦秋。

     
      □ 「レオナルド・ダ・ヴィンチ」は、このようにつるの上に
        濃くてかつ明るいピンクの花を、ほとんど一斉に付ける。

    
  □ 右のようにクォーター・ロゼット咲きで、花びらの数は100枚に近い。


     
   □ 「コントゥ・ドゥ・シャンボール」は、大好きなクオーター・ロゼット咲き。
     「レオナルド・ダ・ヴィンチ」に対峙して、よく見える花壇の奥。
      (Comte de Chambord/P 1860 Moreau-Robert France)

  
     
 □ 「ジャック・カルティエ」の横に「コーネリア」「レオナルド・ダ・ヴィンチ」
       (Jacques Cartier/P 1868 Moreau-Robert France)


     
       □ その前の花壇№2の様子、薔薇を数種類地植え。

     
           □ フローランス・ドゥラートル
        (Florence Delattre/S 1997 Guillot France)

     
        □ チャールズ・レニー・マッキントッシュ(上)
     (Charles Rennie Mackintosh/ER 1988 D.Austin England)

           □ オレンジ・マザーズデイ(下)
     (Orange Mothersday/Pol 1949 F.Grootendorst Holland)

     

     
              □ L.D.ブレスウェイト
        (L.D.Braithwaite/ER 1988 D.Austin England)

     
   □ エヴリン(Evelyn/ER 1991 D.Austin England)、サーモンピンク。


◇ 「小満」(しょうまん)「盈満」(えいまん)、確かにこれらの言葉にマッチした季節。
  花も鳥も風も月も、そのすべてが生命力に溢れている。
  周りでも、薔薇は咲き誇り、燕が飛び交い、五月の爽やかな風に、満月直後の月。
  満月や新月の頃は虫の動きも盛んで卵を産むから、防除にはこの上ない絶好機。

     

     

     
      □ シャルロット(Charlotte/ER 1993 D.Austin England)


     
               □ パット・オースティン
           (Pat Austin/ER 1995 D.Austin England)


     

    
       □ ヘリテージ(Heritage/ER 1984 D.Austin England)

     

     

     
            □ ピエール・ドゥ・ロンサール



◇ 月曜日の夜半まで続いた強い雨にたたられ、薔薇はほとんどがうなだれていた。
  ミャンマー、中国と続いた天災の犠牲になった方々を悼む涙雨の中、花でさえ黙祷。。。
  東南アジア、中国南部から吹き渡るモンスーンに一早く察したとしか思えない。

     

     

     

     

     
   □ エグランタイン(Eglantyne'Masako'/ER 1994 D.Austin England)

     
         □ ウィリアム・シェイクスピア2000(左)
      (William Shakespeare 2000/ER 2000 D.Austin England)

     
                □ マリア・カラス
          (Maria Callas/HT 1965 Meilland France)

     
                □ ソレイユ・ドール
         (Soleil d'Or/HFt 1900 Pernet-Ducher France)

     
                □ ザ・ダーク・レディ
           (The Dark Lady/ER 1991 D.Austin England)

     

     
       
     
    □ 「スカボロフェア」 やわらかな花びらが雨で形が崩れた。
        (Scarborough Fair/ER 2004 D.Austin England)

     
              □ ジュード・ジ・オブスキュア
          (Jude the Obscure/ER 1995 D.Austin England)

     
     

    
          □ コンテス・セシル・ドゥ・シャブリヤン
      (Comtesse Cecile de Chabrillant/HP 1858 Marest France)


     

     
             □ クイーン・オブ・スウェーデン
          (Queen of Sweden/ER 2004 D.Austin England)

     
       □ 「クイーン・オブ・スウェーデン」より、南側一帯。


◇ 季節の移り変わりに一喜一憂の自分、運命論的には危険と隣り合わせの毎日を知る。
  だから薔薇のように美しい花を見続けていたい、
  モーツァルト、ベートーヴェンの音楽の妙なる華。
  今宵はモーツァルト「ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466」
  内田光子さんのソロで全曲を聴こう、鎮魂の歌。

     


     
               □ グラミス・キャッスル

     
          □ スヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾン
       (Souvenir de la Malmaison/B 1843 Beluze France)

     
                □ アイスバーグ

     
            □ フラウ・カール・ドゥルシュキ

     

     
                □ アルバ・セミプレナ

     

    ※ 十日間程、更新を休みます。
      奥の院「ジュビリー・セレブレイション」(ER)の開花くらいはアップします。
      遅れることがあっても、レスポンスは必ずいたします。

     
             □ ジュビリー・セレブレイション
         (Jubilee Celebration/ER 2002 D.Austin England)
  
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする