折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

ある物想い

2008年07月09日 22時32分59秒 | 小暑
                 □ カサブランカ…と思うが…自信なし。。。

◇ 連日の真夏日に、ホンマの夏になりにけるかも、そう観念した。
  後はなるだけ熱帯夜になりませぬよう、地団太でも五反田でもお百度でも参ろう。
  甲子園は雨で中止、もう「7月」コールドでセリーグはプレーオフでいいのに。
  案外阪神がコケたりして…勝ち過ぎると余計に心配になる「弱気」が染付いてる。

     
  □ ユリ科の花!? 半年以上前植えたゆえ、名前はわからなくなった。

     
          □ わからないのは、上に同じ  2008/7/4

     
              □ 梅雨の頃   2008/6/19

     
        □ 百合は7月の花 (切手収集少年時代の名残)


◇ 二人のどちらか免許証を見せると、2,000円で映画を観れるようになって久しい。 
  家族四人で合わせて百歳なんて笑ってから十数年…そのうち二百歳あとわずか。
  「インディー・ジョーンズ」久々の新作を観に行きたいが、家内は腰が痛そう。
  別府の「魔法の手」を持つという先生に掛かって、ほぼ完治したみたい…。

     

     
     □ エグランタイン(ER)この頃、二番花が次々に咲いている。

     
   □ ジャック・カルティエ(Jacques Cartier OR/P) また咲き始めた。


◇ どちらかと言えばポジティブな彼女「痛くてつらいのも、生きてる証拠や」
  そりゃそうだ、腰が痛い、頭が痛い、心が痛い、誰かに会いたい…。
  「いたい」は、全部生きてる証拠、相田翔子は最近見ないが。。。

     

     
        □ L.D.ブレスウェイト(ER) 周りに負けていない。

     
           □ マリア・カラス(Maria Callas/HT)
     プッチーニの歌劇「ジャンニ・スキッキ」(Gianni Schicchi)の
     有名なアリア「私のお父さん」(O mio babbino caro)が聴こえそう。

◇ 生きていればこそ浮かぶ瀬もあれ…違うな、身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ!
  そんなことではなく、二人とも同じ一人の青年、娘の「球友」を想い出してした。
  不慮の事故で無念にも消えた命のこと、採用面接で娘に力と勇気をくれたことを。

     
       □ 想い出に…山紫陽花「伊予てまり」  2008/6/1


     
                □ アイスバーグ(F)

     
       □ フラウ・カール・ドゥルシュキ(OR/HP) 2008/7/8
                     ↓

     
       □ フラウ・カール・ドゥルシュキ(OR/HP) 2008/7/9

     
       □ フラウ・カール・ドゥルシュキ(OR/HP) 2008/7/8

     
                               □ 2008/7/4



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梅雨明け、小暑、七夕

2008年07月07日 23時52分54秒 | 小暑

           □ 「アイスバーグ」の白い花が、一気に増えてきた。

◇ 昨日7月6日に九州北部は梅雨明け宣言。
  先日までのどんよりとした梅雨空が、かっとした日差しの夏空に一変。
  今日7月7日に、会社で昼食中に蝉の初鳴きを聞いた。
  今日は二十四節気の一つ「小暑」だが、私には猛暑としか思えない真夏日。

     
          □ 「ドミニク・ロワゾー」も続々と開花。

◇ 「小暑」とは暦便覧によると「大暑来れる前なればなり」って説明になってない。
  映画「サウンド・オブ・ミュージック」の「ドレミのうた」の唯一の欠点を連想。
      ……………
    Sew, a needle pulling thread
    La, a note to follow sew   ← このところ、ラはソの次の音って。
    Tea, I drink with jam and bread
    That will bring us back to do ォ ォ ォ♪

  大作にケチつけて、バチが当たるか三億円当たらないか…少し知恵がほしい。
  まあ、これから「大暑」「立秋」「処暑」と、日本の確実に蒸し暑い夏が来る。

     

     

     
   □ 「レオナルド・ダ・ヴィンチ」(AT/CL)は、この季節に必ず二番花。


◇ バラにとって、これからが二番花の季節。
  一季咲きオールドローズは「葉バラ」の様相だが、返り咲きタイプには二番花も。
  ポートランド系の「コントゥ・ドゥ・シャンボール」は、蕾が見えてきた。

     
           □ 少し色の薄い黄色「シャルロット」(ER)

     
          □ これも少し色が薄い「ヘリテージ」(ER)

     
         □ 大きく咲いた「エグランタイン(マサコ)」(ER)

     
     □ 次はどんな花が咲くか「ジュビリー・セレブレイション」(ER)
   
     
     □ 帰宅したら、こんな花が咲いてた。たった一日でこの違い

     
      □ 少し花びらの数を抑えた!? 「パット・オースチン」(ER)

     
         □ 「チャールズ・レニー・マッキントッシュ」(ER)
            このバラが春とほとんど変わらない。

     
      □ 「L.D.ブレスウェイト」(ER)この頃盛んに咲いている。
         ただ、どのバラも長雨の中で蕾が生長したからか、
         開花後の花びらにわずかに傷があるのがかわいそう。
     

◇ 今夜は七夕、棚に牡丹餅を飾ってすぐに食べ尽くす日…棚ボタにあらず
  東の空高く、白鳥座の横たわる天の川を隔てて、織女星に牽牛星の逢瀬。
  その舞台にうす明りを引くかのように、夕焼けを残して太陽が沈んでいった。

     
         □ ☆の形に見えなくもないミニバラ「ソーニャ」

     
           □ ☆の形には絶対に見えない「パカラ」

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梅雨明け間近の一日

2008年07月05日 21時47分25秒 | 夏至
    □ 5月に咲いて、一休みして、紫陽花の終わる頃に、また咲いたバラ。
                         L.D.ブレスウェイト(ER)


◇ 朝から薄雲を透して紫外線たっぷりの陽光に、気温はぐんぐん上がる。
  午前中、一時間だけ仕事、無事終了。
  帰って先日届いた古書「美しい夏の行方」(辻邦生著)をさらっと開く。
  本文は文庫版で十年程前に読んでいたが、欲しかった単行本が安く手に入った。

     
     □ ヘリテージ(ER)の向こうにも、今年の紫陽花が過ぎて行く。

     

     
 □ ジュビリー・セレブレイション(ER)は、長雨で蕾の状態から傷んだようだ。

     
□ チャールズ・レニー・マッキントッシュ(ER)は、この花本来の姿を見せている。
  梅雨の長雨の影響も、それぞれのバラにとって悲喜交々の様相となって現れる。


◇ 辻さんが「素直に旅の喜びのなかに自分を解き放つ」と表現されているように、
  旅であれ何であれ、自分の好きなことに浸ることは、喜び以外の何物でもない。
  それを素直に感じることができる「私」を持つことの大切さをしみじみ思う。
  副題には「中部イタリア 旅の断章から」とある、写真入りの旅行記だ。
  私の夢の一つは、イタリアを旅日記を綴りながら歩きまわることである。

     
    □ ドミニク・ロワゾー(S)の花の清涼感が、濃い照り葉に映える。

     
    □ グラミス・キャッスル(ER)は、日々蕾が開いては、主役が交代。
      真白でない白い清涼感が、花壇を転々としているようなもの。


◇ イタリア→「南国のバラ」(ヨハン・シュトラウスⅡ世作曲のワルツ♪)
  →ウィーフィル・ニューイヤーコンサートの連想から、
  私の唯一のコンサートのDVDを手にとって、その演奏を楽しむことにした。 
  2002年1月1日に小澤征爾さんが指揮したもので、庭のバラと同様、私の宝物。
  その宝物にもう一つ「カルロス・クライバー指揮 1989年盤」がもうすぐ加わる。
  カラヤン、クライバー、小澤さん、いずれも音楽への造詣と華麗な指揮振りが魅力。

             

     
        □ 今年わが家に来てくれた西洋アジサイ「パリ」
          うちの紫陽花の中で一番の「華麗」な佇まい。


◇ 音楽とバラに代表される花そして文芸書は、私から切り離すことができないもの。
  自分の心に、常に涼風と刺激を与え続けるもの。
  その広がりと深さは、いずれ劣らず「美」の根源のようなもの、そんな気がする。

     
       □ アイスバーグ(F)の咲き乱れる姿を見てみたい。
         そう思えるほど盛んに開花してきた。
         株の生長具合からは、来年以降が有望だろう。

     
        □ 紫式部の花、初めて見た。
          そう言えば、実のなっている幼木を去年植えたんだった。

     
 □ 「一期一会」の語源となった…わけなどない「苺」ってうちでも成るんだ

 
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夏の薔薇のゆかしさ

2008年07月04日 23時55分01秒 | 夏至
              □ エグランタインの二番花が咲き始めて…。
                   (Eglantyne"Masako"/ER 1994)


◇ 昨日、今日と、連日夏日が続いて、四国は梅雨明けになった。
  うちの近くから四国(愛媛・佐田岬半島)が見えるのに、こちらは梅雨明けまだ。
  季節に九州が置いてきぼりされたのではないが、お隣の「島」の梅雨明けの早さ。
  「気象学」は先端科学だが、ただ「梅雨明けしたと見られる」とは、こは如何に?

     
  □ この時季、バラにとって厳しくなってきたか、「栄枯盛衰」の早いこと。

     
   □ それでも、バラはゆかしい、この「スカボロー・フェア」のように。
              (Scarborough Fair/ER 2003)


◇ 確率は、列記とした数学(これも論理性の塊り=科学)の世界。
  だから「~したと見られる」は、確率のつもりだろうか、でも歯切れの悪いこと。
  「予報」と「予想」の違いはわかっても、最初から腰の引けた「言い逃れ」
  そう感じることがあるのは、私だけだろうか?
               (山本志織さんの予報なら、無条件で頷くけど


     
 □ 梅雨時には、きっぱりとした真白のバラ「アイスバーグ」がよく似合う。
                 (Iceberg/F 1958)

◇ そんな「夏日」や「熱帯夜」の暑苦しさのような話はこれくらいで、薔薇の様子を。
  春の一番花とは、その姿に明らかに変化の見られるのが多い。
  それに誘引しない限りは、春よりも一段と小高い位置で咲くようだ。
  断固としてカップ咲きを守り通すものもあれば、ダリアみたいなポンポン咲きまで、
  姿、かたち、色、蒸し暑い日本の夏に適応して、頑張って咲いているのだろう。
  
     
      □ ダリアのようなめずらしい姿の「L.D.ブレスウェイト」
               (L.D.Braithwaite/ER 1988) 

     
 □ 「ザ・ダーク・レディ」その名を彷彿させるには対極の明る~い「紅色」
              (The Dark Lady/ER 1991)


◇ 梅雨の長雨を経て、堪えてかつ伸び伸びと葉を広げ、愛らしい花を咲かす。
  二番花が終わったら、夏空高く秋の気配を思わせる雲が出現するだろう。
  その頃になると秋の返り咲きに備えた弱剪定の作業が必要、私はそれが好きだ。
  それまで楽しめるだけうんと楽しむ、単純な喜び方を薔薇も望んでるに違いない。

     
 □ 「チャールズ・レニー・マッキントッシュ」は、涼しげで、かつ魔性の色。
           (Charles Rennie Mackintosh/ER 1988)

     
□ 門扉の横に「ギボウシ」(リュウゼツラン科ギボウシ属の多年草)が咲き始めた。

      『金木犀の前にギボウシが咲き出したの気がついてる?』
      『知らない…どれよ?』
      『薄紫の優しげな花よ、誰にもらったんだっけ?』
      『あぁ、これ? え~と、もう忘れた』

     ※ たった一日前にHaruさんのブログで、これがギボウシと知った。
       それだけで偉そうに知ったかぶりをする旦那、会社へすっ飛んでった。
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バラもちらほら二番花~もう文月~

2008年07月01日 00時00分01秒 | 夏至
                □ パット・オースチン、この時季の彩り。
                 (Pat Austin/ER 1995 D.Austin England)


◇ 梅雨に特有の高い湿度の空気にやられたのか、やや相当(!?)疲れ気味。
  何をやるにも億劫で、食事も得意の甘い物も少し遠のいて、ブログまで休んで。
  さて庭に出て遊ぼうか、そう思う時に限って、また雨か…土日はその連続。
  昨日の日曜日にバラをケアしようと思った所までよかったが、準備万端でお昼寝…。

     

     

     
   □ ザ・ダーク・レディ(The Dark Lady/ER 1991 D.Austin England)
     一番花よりも少し明るい色合い、The Bright Lady...


◇ 何もすることないから、自由時間はホントに自由気まま。
  ゴロゴロして音楽を聴いては寝て、その繰り返し。
  気持はメランコリーではないけれど、肩凝りぃに腰痛もどきが出てきた。
  これは身体を動かさなきゃ、ここは九州、帰宅後も夕日がなかなか沈まない。

     
           □ 好きだった紫陽花、名残りの色。

     
            □ この額紫陽花も、同様に…。

     
          □ 今は「渦紫陽花」が満開になった。

     
   □ 手毬咲き紫陽花「ブルー・サファイア」が隣りに「水色の大手毬」


◇ 月曜日は散髪は閉店だが、バラやエトセトラの散髪には絶好の夕方。
  バラの蕾を間引き、細い枝や枯れ枝を剪定して、一季咲きの株にはやっとお礼肥え。
  遅くはなったが、やることは一気にやった、ま、正確には少し残ったが…。

     

     
   □ スカボロ・フェア(Scarborough Fair/ER 2003 D.Austin England)
     これでも、蕾を相当数、摘心した。

     
       □ ヘンデル(Händel/LCl 1965 S.McGrey England)
         雨の中の開花で、やや花弁が傷んでいる。

     
         □ たったの一日で、これ程の紅に染まります。
                        (2008年7月1日追記) 

     
        □ ジュード・ジ・オブスキュア
         (Jude the Obscure/ER 1995 D.Austin England)
         スカボロ・フェアと同様、開花から花の絶えないスグレもの。

     
     □ ハーロウ・カー(Harow Carr/ER 2004 D.Austin England)
       開花一年目の大苗なのに、可憐な花がずっと絶えない。
       私はこれまで、大苗をここまで咲かすことはなかった(別格)。


◇ このブログは、6月30日の夕刻に編集している。
  7月1日午前零時に更新ボタンを押そう…そんで寝ようなんて、アホなオトコや。
  いつも「一の日」は更新してたから心機一転の文月、今日は「半夏生」(はんげしょう)。

     
      □ ノック・アウト(Knock Out/F 1999 J.W.Radler U.S.A)
        朝、久し振りのショッキング・ピンクを見つけて歓声。
        そして、鉢ごと、リビングからよく見えるところに移動した。
        「シクラメン咲き」とは、ただの思いつき。

     
            □ もう一つの蕾がほころびました。
                        (2008年7月1日追記)


     
      □ イタリアの7月(luglio ルーリオ)はトスカーナ(TOSCANA)。

     
    □ イングランド(England)カレンダーは、サフォーク(Suffolk)

     
    □ 印象派カレンダーは、スーラ(Georges Seurat 1859-91)
         Study for "La Grande Jatte"(1884/85)

     
 □ セザンヌ・カレンダー「サント=ヴィクトワール山」(オルセー美術館)
    Paul Cézanne(1839-1906)"La Sainte-Victoire"(Musée d'Orsay)


     
     

     
            □ パカラ(Paccarat)の寝返り
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