折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

バラ ~ 庭の十センチ角 ~

2009年08月15日 10時50分15秒 | 立秋
        □ ハーロウ・カー(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

     
        □ このバラは、今のこの時季もきっとお気に入り。
          一番花の頃と、ちっとも変わりありません。

◇ けさは朝から雨、思い出したように強く降る時もあります。
  雨が止むのを見計らって、バラの枯れ枝、細い枝を剪定しても、すぐにまた雨。
  今日は一日こんな天気なんだと、あきらめも早いのです。
  夏のある朝、庭の空間を10cm四方、立方をデジカメで切り取ってみました。

     
      □ エグランタイン(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

     
            □ このバラの命は「ふわふわ感」 
              優雅さの片鱗が見られます。

     
          □ メドー・セージ、数か月咲き続けてます。
            ここの住人といっしょ、画像がボワ~~~ン。
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バラ ~ 猛暑の九州でも ~

2009年08月14日 10時27分27秒 | 立秋
                   □ ティー・クリッパー
              (Tea Clipper S 2006 D.Austin England)
                けさの開花、遅れて来た二番花です。
                 ここだけは、季節は一番花の頃。

◇ ようやく梅雨明けを肌で実感する毎日、連日の真夏日+余計なのが「熱帯夜」
  珍しく梅雨時に体調が下降線、ようやく底入れしたかと思いきや、今度は猛暑。
  もうしょうがないと、シャレにも切れ味がありません(所詮、ダジャレ…)。
  それでもバラは下葉を落としつつも、咲くときはこうして咲くってお手本を。

     
     □ このミニバラ、名札が吹っ飛んでわからなくなりました。

     
            □ こちらは、昨日の様子です。 

◇ こんな狭い庭で品種も限られている中、同じような咲き方のバラがいくつか。
  真夏の補習授業にチャリ登校の高校生のような、若さに秘めた闘志の連想。
  目的を持って打ち込む姿って、どうしてこうもさわやかなんでしょうか。
  甲子園、球児の直向きな姿も同様です(長崎勢はホームラン3発でも初戦敗退)。

     
     □ エグランタイン (Eglantyne S 1994 D.Austin England)
         二月に挿し木したもの、昨日はまだ蕾でした。  
  
     
           □ ミニバラと中輪の間の大きさで開花。
             間違いなく、エグランタインです。

     
                □ ブラッシュ・ノワゼット
          (Blush Noisette N 1814 P.Noisette USA)
         春の一番花は、もう少しピンクがかっていました。
          来シーズンは、ピエール・ドゥ・ロンサールと
           アーチを形作ってほしいと思っています。
          花付きの良い、期待のオールド・ローズです。

     
              □ フローランス・ドゥラートル
         (Florence Delattre S 1997 Guillot France) 
           うちの庭でも、彩りに品格を感じる中輪。
          ポツリと一輪、かすかにバイオレット・ピンク。

     
                 □ ドミニク・ロワゾー
         (Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)
        真夏が大好きな子供達、そんな雰囲気を感じます。

     
               □ ジャクリーヌ・デュ・プレ
        (Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England)
              花期がとても長いバラです。
          しかも半八重の愛らしさに辺りは和みます。


       ☆☆☆ バラ以外にも花が咲き始めました ☆☆☆ 

     
              □ パンダスミレ(ツタスミレ)
                あちこちに増えています。

      
              □ ローズマリー (Rosemarry)
         シソ科ローズマリー属(Rosmarinus officinalis L.)
          属名「海のしずく」のように見えなくもないです。
 
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バラ ~ 生まれたての太陽と ~

2009年08月13日 10時25分57秒 | 立秋
                  □ アンブリッジ・ローズ
            (Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

◇ けさも昨日と引き続き「アンブリッジ・ローズ」で始まりました。
  もう一輪咲いた姿を見て、スピッツのチェリー…チェリーのスピッツ…アレッ!?
  この際どっちでもいいのですが、もうずい分前の歌を口ずさんでいました。
  意味不明の難解な歌詞なのになぜか惹かれる歌、カラオケでよく歌う曲です

     
          □ こちらが、昨日開花した花の方です。

     
                □ ティー・クリッパー
          (Tea Clipper S 2006 D.Austin England)
            忘れた頃に蕾、膨らみかけています。
             夕方には開花するのでしょうか。

◇ お盆の頃ともなると、さすがにバラも葉っぱを落としつつ休養に入ります。
  それでも思い出したように蕾をつけて、一気に咲きあがるバラが間断もなく。
  梅雨の明けない、真夏日の少ない陽気でしたから、バラには好都合でした。
  細い枝や枯れた枝を剪定しながら、夏剪定と秋の返り咲きを思い描いてました。
 
     
              □ シャルロット オースチン
        (Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)
           思いっきりショートカットしたような姿。
           濃い黄色だから似合うのでしょうか…。

     
               □ ジャック・カルティエ
       (Jacques Cartier P 1868 Moreau-Robert France)
         久々に香り高いオールド・ローズの返り咲き。

     
     □ 昨日は人差指の先くらい…だからと言って、太くもなし。
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バラ ~ 小さくて愛らしい、この時季のバラ ~

2009年08月12日 22時00分45秒 | 立秋
                  □ アンブリッジ・ローズ
            (Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

◇ いつものように幕が開きではなく、熱帯夜の続きで夜が明けました。
  出勤時の午前7時はすでに蒸し暑くて、爽やかさはバラの花びらの中にだけ。
  ずいぶんと摘心をしたつもりでも、いつの間にか蕾が色づいてしまいます。
  それにしても、小さいバラの花が、やけに目立つ朝でした。

     
                □ ドミニク・ロワゾー
         (Dominiqu Loiseau S 2003 Delbard France)
             相変わらず、まばゆい照り葉です。

     
                 □ ハーロウ・カー
          (Harlow Carr S 2004 D.Austin England)
           爽やかで、淡く、しっとりと咲いてました。

     
      □ ノック・アウト(Knock Out F 1999 J.W.Radler USA)
          今シーズン、元気の良さでは群を抜きます。
         もちろん、美しさでも少しも引けを取りません。

     
               □ レディ・エマ・ハミルトン
        (Lady Emma Hamilton S 2006 D.Austin England) 

     
             □ 外に開き気味のカップ咲き。
               真夏ならではの、あっさりとした咲きっぷり。

◇ ポツリポツリと咲くバラ、どこか賑やかささえ感じます。
  ラジオ体操の子供達の「わいわいがやがや」が聞こえてきそうな朝です。
  よくよく考えたら、娘が久しぶりに帰省するのでした。
  だから庭の花たち、総出でお出迎えなのかもしれません。

                      
                       □ ハッピー・トレイルズ
               (Happy Trails Min 1992 Jackson & Perkins USA)

     
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バラ、夏休みの小学生の笑顔みたい。

2009年08月09日 16時36分08秒 | 立秋
                □ ウィリアム・シェイクスピア2000
         (William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)
          思い出したように咲くバラの花、それだけで美しいもの。

◇ 通勤の道沿いに、背の高い向日葵を見かけます。
  夏の花はやっぱりひまわりだなあと納得しても、昨日の朝のバラも夏のバラ。
  三番バラが二輪咲いた深紅のバラ、紫よりも紅が優った、夏モードのバラです。
  朝日に向かうバラの表情は、どこか夏休みの小学生の笑顔にも見えてきます。

     
     □ 「まぶしい白です」そんなキャッチコピーは洗剤でした…。
        真夏の空に、深紅も似合うものです。

◇ いつもの夏なら、当たり前の眩しさ、それくらいの陽の光だとは思います。
  梅雨明けの遅れた曇り空、グレーの基調に慣れた目には、眩しすぎます。
  昨日の土曜日は、朝から見渡す限り澄み渡っていました。
  まあ、それもお昼過ぎまで、昨夜から明け方にかけて、強い雨が降りました。

      
                □ ドミニク・ロワゾー
         (Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)
             確かに眩しくて、正視できません。

     
        □ 至る所で開花しています。厳密には、三番花。

☆☆☆☆☆
 
      
       □ 8日土曜日は「西海岸」(長崎県佐世保市)までドライブ。
         午前中の天気はまずまず、遠くまで澄んでました。
         ただ「由布岳」は、ほとんど雲に隠れて残念でした。
         大分自動車道の山間部は「動物注意」の標識が多いのです。

     
       □ 空は夏の空、緑の濃淡はまさに真夏のものです。

     
     □ 助手席より…眼下には湯布院の町。
       高速道路走行時に真横から風景を撮るのは難しいです。
       湯布院、湯平(ゆのひら)寒くなったら、温泉もいいもんです。

☆☆☆☆☆ 

◇ 日曜日の今日、甲子園も雨、庭も雨、予定を大幅に変更。
  でもこの時間になって、雨が止んでいるようです。
  バラの花殻摘み、枯れ枝、細い内向きの枝の剪定くらいはできそうです。
  秋の返り咲きに向けた夏剪定、うちの庭では8月最終日曜日の予定です。

     
      □ アイスバーグ (Iceberg F 1958 R.Kordes Germany)

          三番花が、ここ数日で満開になりました。
          実際は、この3倍以上の広がりです。
          花殻摘みと軽い剪定だけで、バラは結構咲く。
          眺めているだけで、そんな思いを強くします。

     
               □ レディ・エマ・ハミルトン
        (Lady Emma Hamilton S 2006 D.Austin England)

         イングリッシュ・ローズは、相対的に「優秀」
         私の中で、そんな思いを一段と強くした品種です。
         趣味の世界でも、限られた小遣いの範囲ですから、
         コスト・パフォーマンスに、より関心があります。

     
      □ イングリッシュ・ローズの「エグランタイン」
        二月に挿し木したもの、ここまで順調に来ました。
        蕾まで付けて、来シーズン開花間違いなし株(!?)
        シーズンオフにお嫁さんに出せるまで、育ってほしいです。
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バラ、秋の風吹く頃まで…。

2009年08月07日 23時55分15秒 | 立秋
         □ ノック・アウト(Knock Out F 1999 J.W.Radler USA)
           実際の方が、もう少し臨場感があるような気がします。
           月遅れの七夕、花の多さ、夏の夜空の賑やかさのよう…。

◇ 梅雨が明けたと言われなくても、空を見上げたら、そう実感の夏空。
  空の高いところは、暦の「立秋」らしく秋を思わせる巻雲、着陸態勢のANA機。
  地平から45度くらいまでの高度には、真夏の入道雲湧いて、ようやく夏本番。
  立秋とは言え、夏の甲子園の二回戦くらいまでは、毎年一番の暑さですね。

     
      □ アイスバーグ (Iceberg F 1958 R.Kordes Germany)
        この春夏のシーズンの最後を飾る開花となりました。

◇ ここ三週間近く、ずっとぐずついた空模様、真夏日すら珍しい、心配の夏。
  バラにとっては過ごしやすい毎日だったのでしょう、花の多さに首を傾げて。
  これから真夏日が続きそう、バラもやっと一休み、秋の返り咲きへの備えを。
  ほとんどバラしかない庭、花のブログも夏休み…明日は日帰りで「西海岸」

     
       □ ヘリテージ(Heritage S 1984 D.Austin England)
         まるで夏モード、あっさり、さっぱりした姿。

     
   □ L.D.ブレスウェイト(L.D.Braithwaite S 1988 D.Austin England)
     これは中輪、省エネモード、しべの黄色にホッとします。

     
  □ グラミス・キャッスル(Glamis Castle S 1992 D.Austin England)
    これも夏モード、春より一回り小さい姿、夏の妖艶さを独り占め。

      
              □ ジュード・ジ・オブスキュア
        (Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)
            秋の返り咲きに近い姿でしょうか。
            バニラアイスモードと言えるかも…夏。

     
              □ シャルロット・オースチン
        (Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)
        一段と深みの進んだイエロー、秋の色そのもの。
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バラ ~ 今日の始まりの彩り ~

2009年08月02日 09時24分26秒 | 大暑
               □ ウィリアム・シェイクスピア2000
         (William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)

     
       □ 玄関前、写真が撮りにくい位置に咲いてます。
         タイトルの画像(↑)は、
         茎をつまんでこちらを向いてもらったものです。
   ☆
     
          □ 夕方、水遣りをする時分の様子です。

◇ 今日も、朝日はお預けでした。
  目が覚めて、昨日の蕾のことを思い出しました。
  庭の雰囲気をキュッと引き締めてくれる役割の色が、うちでは「赤」
  庭のあちこちで静かに燃えて、慌てず騒がず、大人の落ち着きがあります。

     
      □ ノック・アウト (Knock Out F 1999 J.W.Radler USA)

◇ バラの世界では、歴史的にも「赤」と対峙する「白」
  白バラも庭のどこかで、ず~~~っと、約3か月咲き続けています。
  バラへの思いが様々にからみ合い、季節は夏、盛りが来るのか、過ぎたのか。
  バラの春、夏シーズンは、そろそろ幕引きとなりそうです。

     
     □  アイスバーグ (Iceberg F 1958 R.Kordes Germany)

     
                □ グラミス・キャッスル
          (Glamis Castle S 1992 D.Austin England)
   ☆ 
     
           □ 夕方には、ここまで開花しました。
              形容しがたいくらい淡いホワイト。

☆☆☆☆☆

     
             □ ピエール・ドゥ・ロンサール
       (Pierre de Ronsard LCl 1988 Meilland France)

                2009年5月11日の様子

       初々しいベーサルシュートが、あちこちで見られます。
          1.8mほど、もう私の背より高くなりました。
           つるバラですので、真冬の誘引までは、
             とにかく真っすぐに伸ばします。
       途中、伸び過ぎていたら、摘芯をするかもしれません。

          来シーズン用の新しいシュートを目にすると、
          バラの「思い」がヒシと伝わって来るようです。
   ☆ 
     
        □ バラがご趣味の方は、もうご存じでしょうが、
          上(↑)のベーサルシュートの根元(楕円)です。

   ※ (☆)は、夕方に追加更新の画像です。 
 
 
  
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バラ、葉月、八月、母の日のバラ

2009年08月01日 23時21分07秒 | 大暑
                  □ オレンジ・マザーズ・デイ
          (Orange Mother's Day Pol 1959 Kordes Germany)
          見逃すところでした、ミニバラと寄せ植えしたもの。
          「母の日のバラ」のオレンジ色版、忘れた頃に咲きました。

◇ 早くも、今日から暦は8月に入りました。
  一転しての冷夏予報、じりじりと猛烈に照りつける日がほとんどありません。
  バラはこんな時季はあまり咲いていないはずなのに、庭にはまだぱらぱら。
  午後からの雨で庭仕事もパス、クラシック音楽を「見て」いたら、昼寝。。。

     
                 □ スカボロ・フェア
         (Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)
          これも密やかに咲くバラの代表と思ってます。

◇ ウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサート、その「笑顔」が好きです。
  演奏中の楽員に見えるたくさんの笑顔、正月早々の笑顔付きのコンサート。
  そのリラックスした表情に、こちらも心が解き放たれて、笑顔のコンサートへ。
  さだまさし「笑顔同封」という歌が昔(1975)、バラも私も笑顔同封の一日を…。

       
       (una poesia di oggi)

               笑顔同封

          あなたから バースディカードの
          お返しにと 届いた手紙
          ありがとうを 三回だけの
          とても短い手紙
          何度もくり返し 読み返しながら
          あなたの懐しい文字 指でたどる
          封を切ったなら こぼれる日射し
          あなたは相変らず 手紙にまで
          笑顔同封 ♪

     
                □ ドミニク・ロワゾー
         (Dominiqu Loiseau S 2003 Delbard France)
        「笑顔」とかすかな香りが「同封」されています。

      
                 □ ヘリテージ
          (Heritage S 1984 D.Austin England)

     
            □ ウィリアム・シェイクスピア2000
      (William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)
 
            「笑顔同封」への期待なのでしょうか。
            バラの蕾は一番わかりやすいようです。

  
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