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中国による、世界選手権とアジア大会展望~男子団体~

2010-08-09 20:52:59 | スポーツ

中国による世界選手権アジア大会展望が紹介されています。

世界選手権とアジア大会展望・上(中国体操協会)

いつものように大まかな内容はこちらのとおり。( )内は私のコメントです↓

男子団体展望。2009年と、2010年前半のデータをもとに分析。

1.団体
団体戦があったのは今年の欧州選手権環太平洋選手権ジャパンカップのみ。

<日本>
非常に高レベル。難度、安定性、ミスが少ない、選手の力が揃っている、というのが特徴。世界選手権代表のうち種目別以外の選手は全員90点台を出す。ジャパンカップでの全演技の平均得点は15.30015.330(去年と今年かな?)だった。平均のD得点は6.0、E得点は9.0以上。ミスがなければ270点が可能。日本体操協会によれば、アジア大会は世界選手権と別メンバー。ジャパンカップ出場者はすべて世界選手権要員である。

<ドイツ>
この2年で著しい向上。今年の欧州選手権ではロシア不在ながら団体優勝。ジャパンカップでもそれなりの強さを見せた。しかし長年、あん馬つり輪の弱さを克服できないでおり、これが団体の得点の伸び悩みにつながっている。

<ロシアと米国>
ロシアは今年の欧州選手権に火山灰の影響で不参加、昨年の世界選手権で銅メダルを獲得したリャザノフを交通事故で失うなど不運つづき。さらにクリュコフが引退し、ロシア新チームはデビヤトフスキーらを中心とした新旧混合の顔ぶれが予想されるが、実力は維持されるだろう。「やせて死にそうなラクダは、馬より大きい」(←どういう意味のことわざですか?!

米国は北京五輪後、ホートン以外は大きく顔ぶれがかわった。とはいえ、ホートンが90点を出したのは一度だけ(2010年アメリカン・カップ、90.150)高レベルなオールラウンダー不足。最近になり、ポール・ハムが復帰を発表、特に個人総合に力を入れるという話なので、うまくいけば米国チームにはプラスになる。とはいえ、年月が過ぎた今となってはあまり現実的ではない(←きびし~!)

<中国>
団体として参加したのは2009年ジャパンカップのみ。結果は2位。優勝した日本との差は1.950。この時点で両チームの力の差はそれほどなかった。しかしそれから1年が過ぎ、世界選手権代表はより強いメンバーを選ぶ必要がある。

<まとめ>
世界選手権もアジア大会も団体は中国日本のたたかい。他国は脅威にはならない。現時点で中国の代表は未定だが、日本のメンバーを見るかぎり、アジア大会はいい状態でいい演技がきれば中国有利。しかし世界選手権の日本代表は群を抜く強さなので、前回(2007)王者の中国にとってもきびしいたたかいになるだろう。

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まだまだ続きがあるのですが、明日以降にします・・・。中国はハムの復帰はそううまくいかないと断定。アジア大会の日本代表はナメられていますがそこで勝てば敵はかなりへこむと思うので、ぜひがんばってください!

Panda 長すぎんのよ、分析が・・・

コメント (3)
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