個人総合は郭が優勝～中国選手権～

中国選手権（湖南省株州市）は28日、男子個人総合決勝をおこない、郭偉陽が優勝しました。

＜男子個人総合＞
1.　郭偉陽　90.450
2.　寥秋華　89.850
3.　呂博　89.500

・個人総合は郭が優勝、「予想外ではない」（Sohu.com）

優勝した郭は、ほぼミスもなくいい演技。「実力がついてきたし、事前の準備も十分だったので、優勝は予想外ではなかった」「あん馬、平行棒、鉄棒が得意種目。ほかの3種目でもっと力をつけたい。弱点を強化することが必須」と話しました。

・楊威、個人総合の競争力不足を指摘、自身の復帰は否定（Sohu.com）

引退した楊威がこの日TV中継に出演し、コメントしました。だいたいの内容は以下のとおり。

「今回、男子個人総合に出場したのは20名、これは少ない。優勝した郭でさえ90点そこそこ。これでは世界でたたかうには不十分」

「個人総合は根気が必要。一歩ずつ、まず参加人数を40人、60人、80人、そして100人へとふやして、そこから精鋭を選べばよい。とにかく短期間で選手は育たない。まず始めること。郭偉陽や陳一氷もそこからスタートして強くなったのだから」

（復帰の可能性を聞かれ）「体操復帰は容易なことではない。ポール・ハム（米）は自分の夢を貫くために復帰するのだろう。もし復帰を望んだとしても、2012年五輪まであまりに時間がなさすぎるから、とても無理」

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けっこういいこと言うなと私は思いましたが・・・

くわしい結果、騰海浜はどうなったのか、などについては不明なので、わかりしだい。

ギリシャで4か国対抗戦、ドラグレスクも出場

先日ドラグレスク（ルーマニア）警告の記事でご紹介した、4か国対抗戦が28日に開催されます。

・ギリシャ体操連盟

テッサロキニ（ギリシャ）でおこなわれるギリシャ、ブルガリア、キプロス、ルーマニアの男子4か国対抗戦。6-5-4制でおこなわれ、ギリシャからは2チーム12名が参加。一軍？はマラス、ツォラキディス、コスミディス、ランパノブノス、マルコウシス、ドゥルケリディス。

26日に現地入りしたルーマニアは渦中の？ドラグレスク、跳馬得意のコッジら。

ブルガリアはアテネ五輪代表ジアネフ（表記合ってますか？）ら。ヨブチェフ会長は不参加のようです。

キプロスはつり輪の強いゲオガラスら。一週間前にギリシャ入りし、合宿をおこなっていたそうです。

地元ギリシャチームもこの大会にそなえて一週間合宿をしてきたということで、関係者はここでチームの弱点などを見極めたいとしています。特に実力で上回るルーマニアに注目しているそうです。また、チームの当面の目標は世界選手権（10月・ロッテルダム）で団体24位以内（ロンドン五輪出場資格への第一歩）ですが、15～18位に入れる力があると考えているそうで、「この大会でルーマニアに近づければ、いい兆候」と話しています。

リューキンとライサチェクが、ショーで共演！

ナスティア・リューキン（米）の公式サイトによりますと、10月3日の「Skating & Gymnastics Spectacular」（フィギュアスケートと体操のコラボ・テキサス）では、バンクーバー五輪金メダルのエバン・ライサチェクと共演するそうです。

ほかには長洲未来らの名前があります。長洲は先日の報道によると、故障のためジャパンオープン（10月2日・埼玉）を欠場するという話でしたが、日程上もともと無理だったのではとも思えます。ショーは欠場するのかな？

バンクーバー後、交際が報じられたリューキンとライサチェクのラブラブ共演？！ま、私は高橋大輔しか興味がないので・・・。

女子は江鈺源がリード～中国選手権～

中国選手権（湖北省株州市）は27日、女子予選をおこないました。個人総合では江鈺源がトップに立ちました。

・英語でくわしい結果とレポート（Internatinal Gymnast）

・中国体操協会

＜女子団体＞
1.　広東省　218.000
2.　浙江省　215.900
3.　上海　212.800

・女子団体のレポートと写真（中国体操協会）

＜女子個人総合予選＞
1.　江鈺源　57.100
2.　黄秋爽　56.200
3.　眭禄　56.000
4.　楊伊琳　55.650

昨年の全運会チャンピオン鄧琳琳はふくらはぎの故障のため欠場。コーチによれば無理をして悪化させないためであり、世界選手権とアジア大会にそなえてのことだそうです。

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女子代表監督の陸善真氏はインタビューにこたえ、中国女子の弱点と言われるゆかについて、「全体のレベルは上がってきているが、選手個人の個性を生かしてさらにレベルアップの必要がある」と話しました。中国女子はこの夏、フランスからダンスの講師を招いてトレーニングをおこなったそうです。

団体の表彰式は、背の順に並ぶと美しいですね。

ホロホルジンがＶ～ロシアカップ～

ロシアカップは27日、男子個人総合決勝をおこない、セルゲイ・ホロホルジンが勝ちました。

・くわしい結果とレポート（International Gymnast）

＜男子個人総合＞
1.　ホロホルジン　89.550
2.　パコメンコ　87.800
3.　デビヤトフスキー　87.550

ホロホルジンは10月で25歳。昨年のこの大会ではリャザノフ（昨年事故死）に次いで2位だったということです。デビは決勝で本気を出したか（？）3位に食いこみました。

（訂正）土日は種目別決勝がおこなわれます。