アルメニアで、アルベルト・アザリアン杯がおこなわれました
・アルメニア五輪委員会
つり輪で有名なアザリアン氏(旧ソ連、アルメニア)にちなんだ大会で、ご本人も姿を見せました。アルメニア体操連盟の会長もつとめています。男子だけの大会だったもよう。
リオ五輪代表に決まっているメルディニャンが、あん馬で欧州選手権(5月・ベルン)の決勝より高い15.500点で優勝A. ダビチャンはゆか、跳馬、平行棒、鉄棒の4冠。全種目おこない、合計85点でした。イランとシリアからも出場があり、メダルを獲得しています。
<アルメニアのリオ五輪代表>
ハルチュン・メルディニャン
アルチュール・ダビチャン
ホーリー・ゲベシャン(実質米国人)
ドイツ選手権(25日~26日・ハンブルグ)がおこなわれます
・独体操連盟
リオ五輪代表の一次選考を兼ねています。ドイツは男女とも団体出場。
<ドイツの今後の予定>
7月9日 最終選考会(フランクフルト)
7月10日 男女代表発表
ケガから復帰のハンビュッヘン、ブレッツシュナイダー、ファーリヒらが出場予定。シェーファーは新しい演技構成を初めて試すと話しています。
14日飛び降り自殺をはかったとみられる新体操のツベトリナ・ストヤノワ選手(ブルガリア・21)はこのほど、背中の手術を受けたそうです
・sporta
昏睡状態が続く中4時間に及ぶ手術だったということですが、6階から飛び降りたにもかかわらず、奇跡的に脊椎は損傷ないとも書かれており、どのような手術か不明
スポーツ省の大臣は、「心理学者による選手の精神面の管理が必要」との見解を発表しました。
他記事によりますと、飛び降りた建物はストヤノワ選手の自宅で、植え込みに倒れているところを近所の住民に発見されたということです。
中国が、全日本種目別選手権(4日~5日・東京)の男子を分析しています
・中国体操協会
全体的に、なじみのない十代の選手の活躍に驚いたもよう。概要は以下のとおり。中国との比較には中国選手権(5月)を使用しています。
<ゆか>白井健三がさらにレベルアップし、「おそるべき高さ」のD難度に到達。世界でもゆかで7.0の難度をもつ選手はまれだが、日本には3名もいる。中国のトップ選手はD、E得点ともに不足
<あん馬>もっとも驚いた種目。D難度7.0以上の選手が3名。上位選手を比較すると日本が中国よりまさっている。
<つり輪>中国が確実に有利な種目。五輪では、(中国が)ゆかとあん馬で不利な分を、この種目で十分カバーすることが可能
<跳馬>日本と中国の力に大差はないが、日本は若手の強い選手が出てきており、将来中国との差が開くおそれ。
<平行棒>中国がもっとも強い種目で世界最高のD難度をもつ。しかし(日本は)丁寧な実施によりE得点が出て結局得点は中国より高くなっており、学ぶ点も多い。
<鉄棒>張成龍をはじめ、D難度では中国が強さ。団体決勝ではこの種目で最後の選手が着地するまで勝負はつかないと予想される。
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内村航平が鉄棒のみ、加藤凌平が欠場したことにも言及。山室光史がつり輪決勝でミスしたことにもふれています。リオ五輪団体では、つり輪と平行棒で日本をどこまで突き放せるかがポイントとみているようです。日本はあん馬が強いように見えますが、上位3名は代表もれ。ともに種目別の上位選手が代表に入っているワケではなく、展望がむずかしくなっています