エミン・ガリボフ(ロシア・26)が、ロシア選手権(1日~5日・カザン)を前に、インタビューにこたえました
・ロシアメディア
演技はせず、(たぶんジュニアの)「チームマネージャー」という肩書き(引退したのでしょうか?)責任あるポジションだと話しています。リオ五輪を振り返り、日本男子は非常に安定して強かったと話しました。また、米国女子の強さにふれ、独自のトレーニング方法があるのだろうとした上で、
本来女子体操に必要な、美しさ、優雅さ、女性らしさをすっかり失っている
とし、ただただ強さとワザで結果を出していると批判的。逆にロシア女子は美しさなどがあり、複雑な組み合わせの演技に高い点をつける採点システムに問題があると指摘しました。新ルールでおこなわれる欧州選手権(4月・ルーマニア)に注目したいと話しています。
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米国女子(特にバイルス)については選手や関係者でも好き嫌いがはっきり分かれるようで、FIGのグランディ元会長なども「嫌い」と受け取れる発言をしました
アメリカンカップ(3月4日・ニューアーク)に出場する加藤凌平とエイミー・ティンクラー(英)が同じジムで調整中
・U.S. Gymnastics Development Center
インスタグラムで写真を紹介ポール・ルジェリ(米)の姿もあります。女子選手の多いクラブのようです。
2022年コモンウェルス・ゲームズの開催地に、リバプールが名乗り
・Inside the Games
開催地に決まっているダーバン(南アフリカ)の準備の遅れなどから、開催取り消しが検討されており、今月の役員会議で最終決定の予定。取り消しの可能性が濃厚とされ、代わってリバプール(英国)が名乗りを上げるもよう。
リバプールは2026年大会の招致に興味を示していましたが、ダーバン取り消しとなれば前倒しで立候補する構えのようです
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2022年大会では体操競技が実施されない予定で、FIGが抗議したと伝えられています。リバプール開催となれば事情がかわるかもしれません・・・
五輪同様、こちらも「カネがかかりすぎる」(ダーバン側)ことが話題となっています
<今後の開催予定>
2018年 ゴールドコースト(豪)
2022年 ダーバン(南アフリカ) *検討中
ヨナ・アドラーテグ(スウェーデン・21)が、秋の復帰をめざしているそうです
・International Gymnast
昨年3月のW杯ドーハ大会でひざを痛め手術プレ五輪(4月)に出られなくなり、リオ五輪の夢も消滅
現在はショックから立ち直り、新しいワザの練習をしているそうです。欧州選手権(4月・ルーマニア)の出場は見送り、世界選手権(10月・モントリオール)での復帰をめざします。まだ無理をしたくないことを強調しています。
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ケガの直後から、「2020年東京五輪をめざす」と明言していました。昨年の報道によりますと、リオ五輪代表のエマ・ラーソン(19)とともに米国ボストンに拠点を移したとされていますが、それについてはふれていないようです
もう3月!今月のおもな大会予定です。たいへん大会が多くなっています
何といっても注目は、加藤凌平とベルニャイエフが出場するアメリカンカップ
<春の「体操ファンあるある」>
アメリカンカップに出場するマカスカー選手(米)の名前を見て、「これからの体操は、この選手に任す(まかす)カー」などとつぶやいてみる