今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

民主順送りの次に期待

2010年06月05日 | 時事
鳩山後に菅なんて、民主のいつもの順送り。
菅の次は小沢というわけか。
(下手したら、誰も知らない、タルトコっていう人が総理大臣になっていた。国の最高責任者をこういう党内力学で決めるシステムは、問題だと識者は指摘している)。

でもこの過程で、小沢派と反小沢派の対立関係が顕在化してきた(マスコミが騒ぐほどには顕在化していないと思うが)。
これは、政界再編成第二幕を熱望する私にとっていい傾向だ。

私の期待は、いわゆる第3極、すなわち、「みんな」と「日本創新党」と自民離脱派(反谷垣、ただ「新党改革」はどうだか…)と民主離脱派(反小沢)が、
反民主・非自民の統一戦線を張り、旧自民と旧民主の候補を破って、第一党(できたら過半数)を構成すること。
ただ、接着剤となる中心人物が見当たらないのが問題。

価値観の多様化した現在は、19世紀的な二大政党制なんて、無理だし(本家イギリスを見てごらん)、
今では、1つの党が長期政権を維持することも無理。
今までは、自民党以外の政党が、あまりに非現実的な政党だったから、自民以外に政治をまかせられなかっただけ。

自民は与党としての再生能力がなくなり、民主も野党的な未熟さを露呈したので、とにかく今一度再編成するしかない。

いままでと違うのは、(希望としては)再編成の主役が小沢一郎ではなくなる点。
彼は今までのように再編成する側ではなく、これからは”される側”になるべき。

いや、それとも、菅が鳩山なみのテータラクだったら、小沢自身が民主党を見限って、
自ら第3局の中心になってしまうかもしれない…。
それでは元も子もない。