今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

iPadは閲覧デバイス

2010年06月10日 | パソコン・メディア

わがiPadはまだ本格的に仕事には使っていない。
パソコンで作成したデータを授業でプレゼンするのに使えるかがまず問題。

そのためにはMac側のiWorkが現行の09版である必要。
そして、作成したファイルを、ネット上のiWork.comにアップロードして、
iPadでそれをダウンロードしてiPad上の対応するiWork内のプレゼンソフトKeynoteを使う。
そのためには,iPad用のKeynote1200円をAppStoreで購入する必要がある。
私はMac用のiWorkも最新版を購入する必要があった。
(iWorkの利用にはAppleIDが必要。ない人はメールで送受信)

しかも同じKeynoteでも、Mac版よりiPad版の方が機能が少ないため、
移行すると無効になってしまう機能があった(画面切り替えの3次元効果など)。
特に、オブジェクトの空間移動などの特殊効果はすべて無効。
また”段落ごと”に指定した効果も”一括”になってしまうので、
iPad上で画面ごとに直さなくてはならない。
iPad上のソフトは編集機能が貧弱。

つまり、MacでKeynoteらしい凝ったプレゼン画面を作っても、iPadには生かされない。
文字や画像が次々と出るだけの平凡(パワポ的)なプレゼン画面なら問題ない。

Macでのカレンダー(iCal)やアドレスブック、Safariのブックマークなどは
Mobile Meで設定しておけば、ほぼ自動的にiPadに更新が反映される。
これは便利(Mobile Meの有料メンバーになっている必要)。

あと音声出力はモノラルだが、ステレオジャックは Bluetooth経由ではステレオ。。
最初はモノラルのみだと思っが、設定でアクセシビリティで「モノラルオーディオ」がオンになっていたためだった。

i文庫で青空文庫をダウンロードしてみたが、読書は快適。
文字の大きさを自由にできるので、小さい字が見にくい老眼世代には、紙媒体より読みやすい。
もちろん、ネット記事も文字を任意の大きさにできる。
これもパソコンより見やすい。

以上、やはりiPadは”閲覧”に優れたデバイスであって(ある意味、紙より上)、
それ以上の処理を求めるならパソコンを使うべきということになる。