今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

防災センター見学

2011年11月23日 | 防災・安全
昨年から、勤労感謝の日は、課外授業として、
学生を引率して名古屋市港防災センターに見学に行く。
ここは、震度7の地震と伊勢湾台風の洪水の3D映像、煙空間での避難が体験できる。
防災は、頭での知識だけではダメで、
震度7の揺れを事前に体験しておくことは貴重だ。

昨年は、予約もスムースで、当日も来館者はまばらだったが、
今年は、希望した時間に150名の団体が入っており、当日も、予約が重なっていた。
3.11の影響だ。
予約する団体は、子供たちや中高年が多いようで、女子大生はもっとも少ないと思う。
逆に言えば、この年代は防災意識が最低かもしれない。

そのほかに昨年と違うのは、私がぎっくり腰であること。
3日目なので少しは楽になったが、歩くのはまだつらい。
ステッキ(傘兼用)をついての引率と相成った。

参加した学生は15名。
館内の昭和30年代を模した家(台風と煙体験)の前で記念写真(写真)。
一通り体験して、1時間。
これくらいなら、ぎっくり腰上がりの身でも耐えられる。

ただ、団体で体験させて感じたのは、集団でいることで恐怖心が抑えられる事だ。
できたら一人で体験した方がいいと思う。
自分が最初に一人で見学した時は、いずれの体験もそれなりに恐怖を感じた。