今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

エアコンの消費電力(暖房編)

2011年12月21日 | 計測
名古屋宅のエアコン(三菱霧ケ峰)の暖房時のカタログ上の消費電力は「470W」。
ワットチェッカーによれば、エアコンの起動直後は600Wを越える(これは冷房時も同じ)。
設定温度は「18℃」にしてある。
これでも低すぎない。

床に置いてあるサーキュレーターを「弱」にして、床付近の冷気をエアコンに向かって定常的に飛ばすようにしているからだ。
すると、エアコンの温度センサー付近は19℃以上に上がり、床付近は22℃に達する(2ヶ所同時に測れる温度計を使用)。
この気温でエアコンは安定状態になり、消費電力は400Wに固定される。
22℃もあれば充分なので、設定温度を17℃に下げることもある。

サーキュレーター「弱」の消費電力は25W。
部屋全体、とりわけ足下を効率よく暖め、エアコンの設定温度を下げる効果の方が大きい。

夏の冷房にサーキュレーターは不要だが(誤った情報が流れている)、冬の暖房には必須。
その理由は物理学による。