今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

移動型の旅を解禁

2016年05月10日 | 

私の旅は二種類ある。

一つは、「帯在型」で、ゆっくり温泉に入り、リラックスするもの。
あるいは原稿執筆などに集中するための「お籠り」もこれに入る。
なので宿も定宿が中心で、しかも滞在中は積極的に出かけないので、旅としての情報提供には乏しかった。 
わがブログの読者ならお分かりのとおり、ここ数年の私の旅はもっぱらこのタイプを繰返していた。

もう一つは「移動型」で、宿を次々と替えて、特定のルートを進むもの。
特定のルートとは旅のテーマそのものであり、たとえば今回の「矢作川遡上」 がこれ。
移動型の旅はせわしないが、達成感を得ることができる。
だが、ここ数年は、この型の旅はほとんど封印していた。
数少ない例外が、一昨年秋から始めた学生時代の友人たちとの「山陰の旅」や「熊野三山の旅」。

昔はこのタイプの旅をけっこうやっていた。
たとえば「長良川遡上」(伊勢湾の河口から源流まで) 、「秋葉街道・塩の道」(浜松から諏訪まで)、「武田信玄南進・北退の道」(飯田~兵越峠~三方原~野田城~長篠~駒場)、「伊賀vs甲賀」、「知多半島一周」、「渥美半島一周」それに小笠原氏や土方歳三の史跡を巡る旅など。

このタイプの旅をやらなくなった一番の理由は、車(RoverMini)での遠出がやりにくくなったためだった。
山の中で走行不能になったのも1度や2度ではなかった。
それが昨年末に赤チンク(FIAT500)を購入して、その心配がなくなった。

他の理由として、温泉好きになったので「湯治」にあこがれるようになったこともある。 
風呂と食事だけが日課であとは何もすることがないという気楽さは、立寄り地を次々に訪れる移動型とは対極的な時間の使い方。
ただ、どこに行っても同じことになり、経験の密度も鮮度も低い。 

これからは達成感を得て、経験密度の高い移動型も積極的にやりたい。

ただ、やりやすいテーマは実行してしまったので、残っているのはそれなりに難のあるものばかり。
たとえば、名古屋発を前提として
●フォッサマグナの旅:糸魚川から静岡まで一度で通すのはたいへんなので北半分と南半分で分けたいが、最初のスタート地点の糸魚川までが遠い。
●中央構造線の旅:諏訪から愛知まではやったので、鳥羽から紀伊半島を横断したいが、和歌山からの帰りがたいへん。
●武田家滅亡の旅:勝頼の足跡として、高天神城と長篠は行ったので、諏訪→新府城→天目山。帰りが遠い。 
と、どうしても遠方になってしまう(レンタカーの乗り捨てという手は使えないかな)。

その中で「矢作川遡上」は見逃していた近場の好テーマだった。
こういう所がないか探してみたい。