今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

もう日傘でしょ

2019年05月25日 | お天気

2008年から日傘を使っている私(→その記事)にとって、いまだ日傘を使っていない人(ほとんどの♂)って、いまだ意地でもエアコン使わない人とダブる。
両者に共通しているのは、暑さを無意味に我慢して、熱中症(死を招く)に最接近していること。 

日傘は、太陽からの過剰な電磁波を防御するもの。
すなわち、皮膚に炎症を起こし、白内障の原因ともなる紫外線を防ぎ、
目にまぶしく正視してはならない可視光を防ぎ、
そして皮膚温を高め、熱射病を招く赤外線放射をも防ぐ。 
特に、暑い季節に赤外線ヒーターを全身に浴び続ける理由を私は理解できない。

帽子は、顔面だけの保護なので範囲が狭すぎるし、第一頭部が蒸れて、(貴重な)頭髪に悪影響を及ぼす。
それに対して日傘は、広く全身を防御し、しかも通風性をまったく遮らない。 

日傘の差し方は雨傘とは異なる。
傘を深めにして、視界から空が見えないようにする。
太陽だけでなく、空全体(青空と白い雲)が紫外線を散乱しているから
(この散乱量に比べれば、地面からの反射は取るに足らない)。 
深めにすることで、下半身まで日射を防ぐようになる。

日傘の向きの調整は、常に日傘がつくる日陰をチェックしながら、その日陰から身体が出ないようにする。
つまり雨傘とちがって、道を曲がるたびに日陰をチェックしながらの調整が必要なのだ(持ち手を換えることも必要)。
日傘を使い慣れているはずの女性たちでも、このような調整をせず、
雨傘のようにただ垂直に立てているだけという姿をよくみかける。

日傘の唯一の欠点は、片手が常に塞がれてしまうこと。
その欠点を解決した、かぶる日傘(日笠?)というものがある。
秋葉にあるサンコーレアモノショップで買った。
この商品、街中を歩くには(日傘男にとっても)勇気がいることと、
ずっと着けているとバンドが頭を締めつけて痛くなるのが欠点かな。 
本来は釣り用で、アウトドアなら使いやすい。