今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

先頭車両は危険だが

2019年09月07日 | 防災・安全

5日の京急での踏み切り衝突事故。
トラックの運転手は死亡したが、電車の乗客の被害が少なかったのは、不幸中の幸い。

鉄道事故で思うのは、先頭車両の危険度がスバ抜けて高いこと。
進行方向の先頭が一番ぶつかりやすいのは当然の理※。

私自身も新幹線の先頭車両でたいへんな目にあったし…→新幹線放火事件に遭遇 
私の友人は、先頭車両の窓を見ていたら、飛び込み自殺を目の当たりにしたという。

なぜあえて危険な先頭車両に乗るのか。
それは駅の出入口に近いなどの、他に替えられない理由もあろうし、
逆に、先頭車両が空いているからという理由もある(新幹線の自由席)。 

もちろん、先頭車両にいて事故に遭遇するのは、確率的には飛行機事故より低いはずだが、
飛行機と違うのは、同じ電車でも後の車両にすればさらに被害確率が減るのが明らかなこと。

なので、どう考えても安全を最優先するつもりの人間(「安全学」という授業担当者)が、電車の先頭車両に乗るのは矛盾である。

頭ではわかっていても、どうしても先頭車両を選んでしまうことがある。
そういう場合、せめても、先頭車両の最後部にいるようにしたい。 

※バスも一番危ないのは運転手でない側の先頭の座席。
でもあの席って前方の眺めがいい特等席なので、やはり私は率先して選んでしまう。降りる時も楽だし。