今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

中津川ヒトツバタゴ巡り

2020年05月18日 | 

5月の中津川は、ヒトツバタゴの花が開く(写真)。
ヒトツバタゴは、ほかの木々の中に単独で、白い花が樹冠を覆うため、人々が不思議がり、「なんじゃもんじゃの木」の別名がある。

実はこの木、日本では対馬とこの中津川の木曽川沿いにしかないという。

今が盛りで、今晩は大雨になるというから、宿の2日目の今日のうちに見に行くことにした。
定宿に数え切れないほど泊りに来ているため、中津川市内と周辺の名所はほとんど回ったが、祭りと花はタイミングが合わないと見ることができない。

ネットで調べると、名所といえる木が市内に最低3ヶ所ある。
それらをナビに入力して、出発。

まずは、苗木のヒトツバタゴ。
道路沿いに看板があった。
単独の巨木で、道からもよく見えるが、車を止める場所がない。
さいわい、畑沿いの道路なので、車が来ないから路駐。

この木は恵那山をバックにして見栄えがある(写真)。
とにかく単独の自然林で、ぽつんと白い花を咲かせている。
私が見ていたら、尾張小牧ナンバーの老夫婦がやってきた。

つぎは、ちょっと離れて、一ノ瀬という所の道路沿い(写真:赤い車は私の)。
行き交う車はあれど、止まって見る人はいない。
周囲にもポツポツ見受けられる。

だんだん、目がなれてきて、走行中もヒトツバタゴを見つける。

三つ目は、蛭川のヒトツバタゴで、ここが一番有名らしい。
小川を挟んで、大きな古株がある側、対岸は規模は小さいが並木として連なっている。
並木側は車を止める所がないが、さいわい平日で観光客がいないので、適当に止める。

こうして、この地域だけにある木の花の盛りをハシゴで見ることができた。
しかも、コロナと平日ということで混雑していない。

もうすっかり見慣れたので、帰途中もここかしにヒトツバタゴをみつける。
宿に戻ったら、なんと宿の駐車場にもあった。