今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

首都圏で震度5強の地震

2021年10月08日 | 防災・安全

昨晩、名古屋宅で、タブレットの緊急地震速報がけたたましく鳴った(アプリはPREP)。
見ると、千葉で強い地震が起きるという(緊急地震速報が反応するのは震度5弱以上)。

するとテレビでも首都圏に震度5強の地震が発生という速報。

テレビスタジオで揺れている最中のようで、ニュースキャスターがテーブルに両手をついて立ち上がっている。

その間、名古屋宅では、揺れを感じないが、天井にある電灯の紐がかすかに揺れている(震度1)。

テレビで首都圏の揺れが収まったのを見計らって、東京の実家(文京区)に電話をかけた。
回線は混んでいないようだ。

まもなく、母が出て言うには、揺れは大きかったが短く、室内の液晶テレビが揺れ、仏壇の扉が開いたが、物の落下などの物的被害は発生していないという。

テレビの速報では、東京の最大震度は5強となっているが、どうやら足立区あたりに限定されているようで、実家の状況では震度4といえる。

震源地は、千葉県の東京湾側で、首都直下型地震の想定震源域に近いと思ったが、鉛直的にはかなり深く、関連はないようだ。

ちなみに、建築の耐震性が進んだ日本では、震度5強では建物被害はほとんど発生しない(ただし10年前の3.11の時の東京も震度5強だったが、古い建物の内部崩壊などで死者3名を出した)。
停電等のインフラは若干混乱するだろうが、深刻な被害はないようだ。
あとは、この程度の揺れであわてて逃げようとする人が転倒して怪我をするのだが、今回もそれは発生した。
揺れの最中に動くことの方が、バランスを崩しやすく危険だ。
揺れの最中は頭を守ることに専念し、避難行動や消火は揺れが収まってからで間に合う。

追記:翌日帰宅して、自分の部屋を確認したら、棚に飾ってある仏像フィギュアの風神が床に落ちていて、あと多聞天迦楼羅が倒れていた(いずれもバランスが悪い)。
あと体の向きだけが変ったのが数体。
向きが変るというのは水平面での円運動だから、今回の地震はそういう揺れ方をしたのかな。