我が私設本駒気象台、日進気象台などで、気温の他に体感温度としての「熱指数(heat index)」を10分おきに測定し、15分おきにネット配信している。
これは気温に湿度を加えたもので、いわば”蒸し暑さ”の指標として夏は気温よりも高くなる。
この熱指数が41℃を越えると熱中症の危険域とされる。
一昨日の東京(本駒)では熱指数が49℃に達し、本日でも46.7℃に達し、16時現在でも41.6℃である。
熱中症の危険が続いている状態だ。
一方愛知(日進)での本日の熱指数は38.3℃と東京よりだいぶ低い(16時現在で37.5℃)。
両地の本日の最高気温差は3℃だが、それに加えて湿度が東京の方が高かった。
むしろ愛知の湿度(大気の水蒸気量として「露点温度」で確認)が午後になって減少したのが大きい。
最高気温も本日は両地とも6月30日より下っているので、暑さのピーク(第1弾)は越えたようだ。
来週は台風が接近しそうなので、その意味でも酷暑は一時和らぎそう。