死者に鞭打つことはしたくないが、悲劇の再発を防ぐことの方が重要。
政治家として高く評価する安倍元首相だが、在職中からの欠点として、脇(身辺コントロール)の甘さがあった。
モリカケ・桜、いずれも脇の甘さ・スキによるもの(剣道で脇が甘いと、簡単に”胴”を入れられる。日本刀なら一刀で斃れる)。
統一教会というカルト宗教(すでに社会問題化していた)とのかかわり※も、甘さの現れといえる。
※国際勝共連合という政治的反共産主義組織と一心同体なので、保守政治家がかなりかかわっていた。その結果、被害者続出のカルト宗教なのに野放しにされた。
身辺の甘さは、最後は"警護の甘さ"となり、文字通り命取りになった。
来るものは拒まずという懐の深さが氏の人間的魅力であったが、それは自己防衛の甘さにも繋がる。
災害と同じく、政争も犯罪も防備の弱い所が突かれる。
もしかしたら身の危険を覚悟していたのかしれないが、歴史的使命を自覚しているなら、その使命のために、自身を危険に曝してほしくなかった。
安倍氏のもとで憲法改正、拉致被害者の帰還を実現してほしかった。
返す返すも残念でならない。