今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

七草粥を食べる

2025年01月07日 | 歳時

本日1月7日は、一年で最初の節句である「人日(じんじつ)の節句」。
この日は”春の七草”を粥で食べるという。

これは5世紀の中国(東晋)の『荊楚歳時記』に載っている風習で、19世紀に明治政府が五節句そのものを廃止したのだが、こうして民間で古代からの伝統を大切に守り、21世紀の日本でも実施されるのだから面白い。

スーパーに行けば「七草粥セット」が490円で売られていて、それを買って、卵入りのレトルトの粥と混ぜる。
お茶漬けの元を入れて味付けをしたら意外に満足できた。
正月のお節に飽きた腹には、こういう野菜いや野草中心のシンプルな粥が新鮮。

次の節句は3月3日の「上巳(じょうし)の節句」。
この日は缶詰めでいいから桃を食べよう。
その前に「節分」があるが、似非伝統の”恵方巻き”とやらは無視する。