今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

ホラーの季節は私にお呼びがかかる

2020年08月18日 | 心理学

夏のホラーの季節になると、私に対する需要が高まる。

なぜなら、「楽しまれる恐怖」についての研究を求めてネット検索すると私の論文がヒットするから。

今年も、ニコニコニュースのインタビューを受けて、それが本日からニコニコニュースの記事として公開された。

ニコニコ動画では、ホラー映画のCMを夜に流すと、迷惑だというコメントが多くくるという。
その理由を知りたくて、私の職場にインタビューに来た。

インタビュアーのノリが軽くて、こちらも楽しく話せた。
なのでインタビュー記事は気楽に読める内容になっている。

ただ、私の掲載写真がマスク警察の格好の標的になりそうなので、当サイトからのリンクは遠慮しておく。

実は、その分野を専門的に研究しているわけではなく、個別感情について、既存の発想に縛られず、虚心にその感情に向かい合うことで、新鮮な視点で捉えることを努めただけである。
それに社会心理学者として、お化け屋敷やジェットコースターにお金を払って恐怖体験したがる心理現象を無視できなかった。

その結果このテーマで、雑誌インタビュー数件、テレビ出演、学校での講演等の依頼があった。

ただ、防災士でもある私にとっては、恐怖とのつき合いは、「正しく怖がる」ことの重要性に向っているため、ホラー等の楽しまれる恐怖については世間の需要の割りには、関心が低い。

ちなみに、恐怖以外にも、驚き、怒り、悲しみ、愛、感動についても同じ視点で論文にしているのだが、それらについては一向にお呼びがかからない。


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