中津川温泉でのお篭りの2日目。
昼前後は、昼食を摂らない代りに、夜食・みやげの買い出しを兼ねて気分転換に車で外出。
計測機器を車に積んできたので、ついでにパワースポットの計測を試みる。
近場で、パワースポットとされているのは、旧坂下町(今は中津川市に編入)にある出雲福徳神社。
ここは出雲大社の末社で、宝くじなど金運に御利益(ゴリヤク)があるこというとで人気らしい。
町中の高台にあり、細い道を車で上がり、境内に車を止める。
今日は参拝者は他にいない。
ここは3つの神社が隣接している。
まずは地元の鎮守・坂下神社。
その参道脇に、京都伏見から勧進した中山稲荷神社。
その隣りに、出雲福徳神社である。
社務所に人がいて、お札などを販売しているのは、3つめの神社だけ。
さて、”パワースポット鑑定士”を自認する私は、車のトランクから、磁力計と静電位計を取り出し、
上の順番で参拝がてら、計測を開始する。
すなわち、宇宙にあまねく存在する4つの力(パワー)の1つである「電磁気力 」をまずは計測するというもの。
通常の地磁気(直流磁気)とは異なる値が出れば、客観的なパワースポットと認定できる。
だが、いずれも地磁気はノーマルだった(静電位も)。
車に戻って次に取り出したのは、L字型ダウジングロッド 。
そう、次は左右二本のロッドを平行に持って、ダウジングの反応を見る(反応主は私の潜在意識)。
坂下神社の拝殿の前では、左のロッドが開いたので、そちらを見ると摂社の「天満宮」がある。
その天満宮に行ったが、ロッドは無反応(平行のまま)だった。
次いで、中山稲荷。
そもそもここだけ雰囲気が違う(写真)。
ここの拝殿前ではロッドが見事に左右に開いた。
最後に、福徳神社。
いつの間にか、長野ナンバーの車が止まっており(中津川に近い南信地域なら松本ナンバー)、中年の男性が熱心に参拝していた。
彼が売り場に移動するのを待って、拝殿前でロッドをかざすが、無反応。
真新しい恵比寿・大黒像の前ではそもそも計測する気になれず、陽根が祀ってある金精社の前も無反応。
そういえば勧進元の出雲大社でも、いい結果がでなかった。
俗世的御利益が期待される所は、参拝者の私欲の念が集合する場になってしまうため、
それらが境内に蔓延しているのだと思う。
というわけで、世間的評価とは異なり、私の結果では、
3つの神社の中でパワーが一番あるのは中山稲荷となった(ただし客観的なパワーは確認されない)。
もちろん、偶然を有意味化した結果の世間的御利益と、私が測定したいパワー(神威)とは根本的に別物だ(だから私がパワーを認定したとしても、それは御利益を保証するものではない)。