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年度末の慰労の旅 第二弾として、「大江戸温泉・日光霧降」に一泊してきた。
栃木県日光市の霧降高原の中腹、標高900mの台地上にある、
やたら巨大な建物で、しかも妙なデザイン(写真)。
実はこの宿、郵政事業の豪華宿泊施設の「メルモンテ日光霧降」が、
分割民営化の時に、民間に払い下げになったもの。
そうなるまでは、公共の宿の中で人気 No1だった(その頃一度利用)。
私的にはNo2の同じ郵政事業の高級宿「メルパール伊勢志摩」の方が好みだったが…
なぜ人気だったかというと、莫大な郵貯資金(あなたの貯金も含む)を元手に、
それは贅沢な設備を整え、
そのくせ宿泊費は庶民向けの”かんぽの宿”より安いのだ
(「伊勢志摩」などは周囲のホテルを廃業に追いやった)。
特にこの宿は、アメリカの建築家による、なんというかデザイン過剰な造りで、
デザイン料と余分な材料費がふんだんにかかっていることは確か
(上写真にある建物の横に出ている角みたいなのは、神社の破風を摸しているようだ)。
当然、大赤字を垂れ流すことになり、「かんぽの宿」とは異なる運命になったわけ。
買い上げたのは、都心で温泉事業を順調に営んでいた「大江戸温泉」。
無駄な付属施設は閉鎖して、宿泊事業はほぼ同水準で引き継いでる。
「伊勢志摩」の方は近鉄が買い上げ、その結果一人客は不可となったが、
こちら「日光霧降」は「大江戸温泉」系列なのでそのまま一人客OKなのがうれしい。
設計者のへんなこだわりのため、外観だけでなく、内装も視覚的にうるさいが、
それさえ我慢すれば、一人客でもツインの洋室なので、居住性はいい。
といっても、室内の照明は3つのスタンドだけで天井光がない。
これも欧米人の設計のため(あちらは天井光を忌避する)。
私個人は天井光が嫌いで、しかもiPadでの閲覧作業なので問題はないが、
読書やカードゲームには向かない。
幸い、WiFiの電波も届くので、私には原稿書きのお篭りに使えそう。
一応温泉の大浴場は、最上階にあり(温泉通にとっては減点)、露天風呂もある。
もっとも泉質と温泉風情は奥日光の湯元温泉にかなわない。
日光で「温泉」を堪能するんだったら、湯元だ。
ここはリゾート宿で、ついでに温泉という位置づけでいい。
ただし併設していたスパ施設を廃止したせいもあって、レクリエーション設備が周囲にない。
私は前回二泊利用の時、中の日に背後の赤薙山を往復し、帰りに霧降大滝を見学した。
今回は立ち寄る場所がないので、チェックアウト後は日光山内に行く事にした。
そうそう、食事は夕・朝ともにビュッフェ・バイキング。
夕食には日光ならではの”湯葉”料理が複数出たのがうれしい。
あと朝はちょっと遅めで、9時までにレストランに行けばいいのもありがたい。
この宿には、ダンスルームがあり、
丁度、大学の「競技ダンス部」が合宿していた(青春!)。
私が学生の時は合宿は安い民宿だったが…。
栃木県日光市の霧降高原の中腹、標高900mの台地上にある、
やたら巨大な建物で、しかも妙なデザイン(写真)。
実はこの宿、郵政事業の豪華宿泊施設の「メルモンテ日光霧降」が、
分割民営化の時に、民間に払い下げになったもの。
そうなるまでは、公共の宿の中で人気 No1だった(その頃一度利用)。
私的にはNo2の同じ郵政事業の高級宿「メルパール伊勢志摩」の方が好みだったが…
なぜ人気だったかというと、莫大な郵貯資金(あなたの貯金も含む)を元手に、
それは贅沢な設備を整え、
そのくせ宿泊費は庶民向けの”かんぽの宿”より安いのだ
(「伊勢志摩」などは周囲のホテルを廃業に追いやった)。
特にこの宿は、アメリカの建築家による、なんというかデザイン過剰な造りで、
デザイン料と余分な材料費がふんだんにかかっていることは確か
(上写真にある建物の横に出ている角みたいなのは、神社の破風を摸しているようだ)。
当然、大赤字を垂れ流すことになり、「かんぽの宿」とは異なる運命になったわけ。
買い上げたのは、都心で温泉事業を順調に営んでいた「大江戸温泉」。
無駄な付属施設は閉鎖して、宿泊事業はほぼ同水準で引き継いでる。
「伊勢志摩」の方は近鉄が買い上げ、その結果一人客は不可となったが、
こちら「日光霧降」は「大江戸温泉」系列なのでそのまま一人客OKなのがうれしい。
設計者のへんなこだわりのため、外観だけでなく、内装も視覚的にうるさいが、
それさえ我慢すれば、一人客でもツインの洋室なので、居住性はいい。
といっても、室内の照明は3つのスタンドだけで天井光がない。
これも欧米人の設計のため(あちらは天井光を忌避する)。
私個人は天井光が嫌いで、しかもiPadでの閲覧作業なので問題はないが、
読書やカードゲームには向かない。
幸い、WiFiの電波も届くので、私には原稿書きのお篭りに使えそう。
一応温泉の大浴場は、最上階にあり(温泉通にとっては減点)、露天風呂もある。
もっとも泉質と温泉風情は奥日光の湯元温泉にかなわない。
日光で「温泉」を堪能するんだったら、湯元だ。
ここはリゾート宿で、ついでに温泉という位置づけでいい。
ただし併設していたスパ施設を廃止したせいもあって、レクリエーション設備が周囲にない。
私は前回二泊利用の時、中の日に背後の赤薙山を往復し、帰りに霧降大滝を見学した。
今回は立ち寄る場所がないので、チェックアウト後は日光山内に行く事にした。
そうそう、食事は夕・朝ともにビュッフェ・バイキング。
夕食には日光ならではの”湯葉”料理が複数出たのがうれしい。
あと朝はちょっと遅めで、9時までにレストランに行けばいいのもありがたい。
この宿には、ダンスルームがあり、
丁度、大学の「競技ダンス部」が合宿していた(青春!)。
私が学生の時は合宿は安い民宿だったが…。