書評、その他
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オンライン落語 古今亭駒治独演会
無事手術を終え退院し、今日から自宅でのリハビリへ。早速、鉄道落語の名手、古今亭駒治の独演会をオンラインで視聴。こういう時に自宅で寝ながら楽しめるオンライン視聴は本当に有り難い。内容は新作落語3席でうち1席がネタおろし作品とのこと。ネタおろしでない2席はすでに聞いたことのある演目。ネタおろしの作品は、改札から出られない駅として全国の鉄道ファンに人気の「海芝浦駅」を舞台にした人情噺で、演者らしい作品。全般的に笑いよりも聞かせる内容、鉄分少なめだったが、笑うと切ったお腹に響く今の自分にはぴったりの内容だった。
①生徒の作文
②鶯の鳴く街
③題名不詳(新作ネタおろし、海芝浦駅もの)
①生徒の作文
②鶯の鳴く街
③題名不詳(新作ネタおろし、海芝浦駅もの)
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オンライン落語 古今亭駒治鉄道落語
鉄道落語の第一人者古今亭駒治が鉄道バス連絡船など交通機関の時刻表にやたら詳しい4人(乗り鉄ビッグ4)の提案や意見を聞きながら、鉄道落語の新作を作るという突飛かつ非常にマニアックな内容の会議をオンラインで視聴。古今亭駒治から最初に提示されたのは、①東京駅で新幹線の博多行き最終に乗り遅れた営業マン、②定年後の老夫婦の日本一周旅行、③友達が囚われているところまで至急行きたいが日本のお金を持っていない「走れメロス」のメロス、④時刻表のトリックを使ってアリバイを作りたい殺人犯、これらの4人にどういうアドバイスができるかという問いかけ。これらの難題に4人の時刻表エキスパートが出した提案がいずれも非常に独創的かつ面白すぎて、聴きながらずっと感心し通しだった。①と④は時刻表マニアにはお手のものというところだが、③のメロスへのアドバイスは「その手があったか」という衝撃的な内容で思わず大爆笑だった。なおこの日の提案を取り入れた新作落語が完成したら来年ネタおろしするかもとのこと。今回の話だけでも十分面白かったが、出来上がった落語も是非聞いてみたいと思った。
司会&取りまとめ役:古今亭駒治
アドバイザー:乗り換えビッグ4(夏目雄介、鈴木省吾、三上雄平、廣戸晶)
司会&取りまとめ役:古今亭駒治
アドバイザー:乗り換えビッグ4(夏目雄介、鈴木省吾、三上雄平、廣戸晶)
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オンライン落語 古今亭駒治独演会
今年初めてのオンライン落語。コロナ禍の深刻化で予定していた落語会などを自粛せざるをえない状況が続いているが、その点オンライン落語は安心して鑑賞できるので有り難い。内容は新作落語3席でいずれも広い意味での鉄道ネタ。最初の1席は相鉄のJR乗り入れというトピックスを題材にした駒次代表作「鉄道戦国絵巻」のスピンオフのような作品で、横浜市民の地元愛をくすぐる秀作。2席目は福岡のホテル戦争を描いた話だが、何故か江戸時代の左甚五郎が登場し、しかも鉄道ネタになっているという異色作。3席目は東京鶯谷から田舎に越してきた転校生がその土地に導入された鉄道「新型車両」をキッカケに友情を育むという心温まる1席。以上3席のうち1席はネタおろしの新作らしいが、オンラインなのでどれがそうなのかは分からず。
(以下の題名はいずれも勝手につけたもので、判明したら修正する予定)
①相鉄線乗り入れ騒動顛末記(多分新ネタ)
②福岡ホテル戦争
③鶯谷から来た転校生
(以下の題名はいずれも勝手につけたもので、判明したら修正する予定)
①相鉄線乗り入れ騒動顛末記(多分新ネタ)
②福岡ホテル戦争
③鶯谷から来た転校生
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オンライン落語 三遊亭白鳥 異世界落語居酒屋
広瀬和生プロデュースの三遊亭白鳥オンライン落語会。裏口が現代に通じていて、古典落語の登場人物しか入ることが出来ない江戸時代の居酒屋という不思議な設定の創作落語一席。噺は権助魚という古典落語の改変で自分でも知っているような有名な古典落語を次々とおちょくるという内容で長講ながら軽めの内容。落語以上に聞き応えがあったのは恒例になっている後半の対談。今回はこちらがメインのような感じで、演者の修行時代のエピソード、落語界における古典落語と新作落語の軋轢、先日亡くなった円丈師匠のエピソードなどが満載で楽しかった。
①三遊亭白鳥
異世界落語居酒屋権助魚ロングバージョン
②三遊亭白鳥、広瀬和生対談
①三遊亭白鳥
異世界落語居酒屋権助魚ロングバージョン
②三遊亭白鳥、広瀬和生対談
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オンライン落語 古今亭志ん吉(2)
前回に続いて視聴料が四国のお寺への寄進になるというオンライン落語の第2作目を視聴。演目は前回同様創作落語。「ものいう杉の木」というタイトで、今回も話の中に教訓的な仏教要素を織り込んだ正統派の落語家らしい落語。似たような古典落語があるのかもしれないが、そうでないとしたら演者の才能は只者ではないと思う。機会があればまた別の噺を聴きたいし、その時は是非古典に囚われないものにして欲しいと思った。
◯古今亭志ん吉 ものいう杉の木
◯古今亭志ん吉 ものいう杉の木
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落語 白鳥彦いち白酒三人会
前から楽しみにしていた三遊亭白鳥、林家彦いち、桃月庵白酒の三人会。直前に円丈師匠の訃報があったため、演者が枕でそれぞれの円丈師匠との思い出話を語り、白鳥師匠は自身の過去の創作落語を円丈師匠の登場する話にアレンジした噺、彦いち師匠は円丈師匠の創作落語を披露するといった具合で、さながら追悼公演の様相。思い出話の方は色々な落語家が登場する楽屋話、それぞれの落語もそれぞれが持ち味を出していて堪能した。特に白鳥師匠のネタは、円丈師匠を偲ぶ今夜限りのバージョンとのことでまさに一期一会の迫真の内容。正直言って一期一会では惜しい気がした。全てが粒揃いのこれまでに聞いた落語会の中でも出色の会だったと思う。
①桃月庵あられ 金明竹
②桃月庵白酒 お茶汲み
お中入り
③三遊亭白鳥 黄昏のライバル
④林家彦いち 遙かなるたぬきうどん
①桃月庵あられ 金明竹
②桃月庵白酒 お茶汲み
お中入り
③三遊亭白鳥 黄昏のライバル
④林家彦いち 遙かなるたぬきうどん
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オンライン落語 古今亭志ん吉
視聴料が全て城満寺という四国の禅寺の回廊建設の寄進になるというオンライン落語を視聴。演目は「龍を見た」という落語一席。この企画のために作ったという創作落語だが、短いなかにも色々な要素を含んだとても良い噺で、演者の才能を感じることができた気がするし、噺に出てきた「愛語廻天」という仏教の言葉も勉強になり、記憶に残る一席だった。こうした才能のある落語家には、昔ながらの落語の時代設定や類型的な登場人物に囚われない面白い噺を是非創作して欲しいと思う。この企画、もう一つ姉妹編があるようなのでそれも楽しみだ。
◯古今亭志ん吉 龍を見た
◯古今亭志ん吉 龍を見た
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オンライン落語 三遊亭白鳥ラーメン千本桜
久しぶりに広瀬和生プロデュースの三遊亭白鳥の落語をオンライン視聴。1時間を超える長講一席と約1時間のロング対談で、演目は「ラーメン千本桜」という15年くらい前に作ったというラーメン日本一をかけた源兄弟と平田との戦いを描いた人情噺。あっという間の1時間だったが、白鳥師匠のストーリー作りの上手さ、登場人物が乗り移ったような語りの迫力を再確認した。但し、それよりも感心したのは、本人も忘れていたようなこの演目を発掘してきた広瀬和生のプロデュース力だと思う。長講の後の対談も、昭和の名人と言われた落語家のエピソードなどから落語の歴史や文化としての価値をわかりやすく説き起こしてくれる充実した内容だった。また、無観客なので観客の反応を意識せず完全にウケ狙いのギャグや廃した語りができたとのことで、オンライン視聴ならではの名演を聞けた気がした。
①三遊亭白鳥 ラーメン千本桜
②三遊亭白鳥、広瀬和生 対談
①三遊亭白鳥 ラーメン千本桜
②三遊亭白鳥、広瀬和生 対談
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落語他 第三回ただの鉄道好き
落語家古今亭駒治とパフォーマーダメじゃん小出による鉄道ネタの2人会。3回目だが自分は皆勤賞。入り口で横浜市民に馴染みの深い鉄道各社によるグッズのプレゼントがありビックリしたが、中を見て今日はもうこれだけで十分というくらいの豪華さに2度ビックリした。2人による落語2席スタンダップコメディー2席もすごく面白かった。さらに自分は鉄道マニアというよりも鉄道マニアのマニア振りを聞くのが好きな「鉄道マニア」マニアで、話の中にはよくわからない部分もあったが、他のお客さんのノリの良い反応を聞いたり見たりしているだけで楽しかった。
①ダメじゃん小出 「でんしゃクン」
②古今亭駒治 「十時打ち〜神奈川編〜」
お中入り
③古今亭駒治 「旅姿宇喜世駅弁」
④ダメじゃん小出 「ゴンちゃんとブルートレイン」
①ダメじゃん小出 「でんしゃクン」
②古今亭駒治 「十時打ち〜神奈川編〜」
お中入り
③古今亭駒治 「旅姿宇喜世駅弁」
④ダメじゃん小出 「ゴンちゃんとブルートレイン」
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落語 一之輔桂宮治二人会
人気落語家春風亭一之輔と真打になったばかりの若手落語家桂宮治の二人会。古典落語ばかりだろうとは思ったが、前後左右空席の通路側の席が予約できたので、この機会に人気の2人を聴いておこうと思って行ってみた。思った通り落語5席全て古典落語で聴いたことのない演目は2席だけだったが、聴いたことのある演目でも噺家によって印象が違うし面白くなるんだなぁと思いながら楽しく時間を過ごせた。通常お開きの時に出口に掲げられる「演目表」がないので係の人に聞いたら「掲げると人が密集するので明日Twitterにあげます」とのこと。帰りの際の離席も密にならないように3列ずつ順番に退席など、徹底した感染予防対策に好感が持てた。(10月17日、神奈川県立音楽堂)
①開口一番(春風亭いっ休)「まんじゅうこわい」
②春風亭一之輔 「噺家の夢」
③桂宮治 「親子酒」
④お仲入り
⑤桂宮治 「つる」
⑥春風亭一之輔 「心眼」
①開口一番(春風亭いっ休)「まんじゅうこわい」
②春風亭一之輔 「噺家の夢」
③桂宮治 「親子酒」
④お仲入り
⑤桂宮治 「つる」
⑥春風亭一之輔 「心眼」
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落語 一之輔・コラアゲン二人会
人気落語家春風亭一之輔と漫談のコラアゲンはいごうまんという異色コンビの二人会。大きなホールでの開催は2回目。コロナ禍前から楽しませてもらっていたイベントだが、前後左右空席の通路に面した端の席が予約でき、ようやくこうして生で見られるようになったのが嬉しい。オープニングトークでは「平成の小室さん」というびっくりする告白話で盛り上がり、次の古典落語も一之輔師匠ならではの面白さ、さらに落語のまくらの小三治師匠の思い出話、落語界の逸材林家やま彦の話も楽しかった。仲入り後の漫談は1時間に及んだが、親の葬式の大変さを改めて思い起こさせてくれるとても味わい深い内容で、時間がたつのを忘れて聞き入ってしまった。この二人会は来年の3月と9月の2回既に開催が決定しているとの告知があり、今から楽しみだ。(10月14日、横浜にぎわい座)
①オープニングトーク
②春風亭一之輔 猫の災難
③コラーゲンはいごうまん
オカンとボクとときどき合掌
①オープニングトーク
②春風亭一之輔 猫の災難
③コラーゲンはいごうまん
オカンとボクとときどき合掌
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オンライン落語 古今亭駒治新作落語会
徐々にライブの落語を聴ける環境になってきたので、最近オンライン落語を聴く機会が減ってしまったが、今一番好きな落語家の1人、古今亭駒治の独演会ということで久し振りにオンラインで落語を視聴。演目は、鉄道落語1席(「題名不明」)、野球落語2席(「生徒の作文」他1席)、一般落語1席(「ラジオデイズ」)の合計4席。「生徒の作文」は先日横浜にぎわい座で聴いた話だったが、残りの3席は初めて聴く話でどれも面白く、特に最後の「ラジオデイズ」はとても趣きのある傑作だと思った。古今亭駒治の高座は11月の横浜にぎわい座のチケットも入手済みで、今から楽しみだ。なお、オンライン落語で且つネタおろしのような新作の場合、題名が分からないことが多く、今回は2席目3席目の題名が不明。
①野球落語「生徒の作文」
②鉄道落語「題名不明(ママ鉄)」
③野球落語「題名不明(2061年の神宮球場)」
④一般落語「ラジオデイズ」
①野球落語「生徒の作文」
②鉄道落語「題名不明(ママ鉄)」
③野球落語「題名不明(2061年の神宮球場)」
④一般落語「ラジオデイズ」
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スタンダップコメディ ダメじゃん小出
ずっとオンラインでしか観られなかったダメじゃん小出のパフォーマンスを久しぶりにライブ鑑賞。会場は全席前後左右空けての指定席。満席だが今回も最後尾の席がとれたのでまあ安心かなぁというところ。今回は、終わったばかりの東京オリンピック・3日後の自民党総裁選挙という時事ネタ、岳南鉄道搭乗記という鉄道ネタ、工場夜景ツアーの話の後、最後にいつものニュースキャスターネタという構成で、久しぶりに生の話芸を堪能。11月の鉄道ネタのライブの告知あり、コロナ情勢にもよるが、今から楽しみだ。(9月25日、横浜にぎわい座)
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落語 古今亭駒治、三遊亭ときん
「ただの野球好き」というサブタイトルのついた野球好きの落語家古今亭駒治、三遊亭ときんの二人会。コロナ禍で公演が中止になったり、現地に行って感染防止対策が不十分と感じた公演をその場でキャンセルしたりで、生の落語会を観るのは今年になって初めて。後ろに誰もいない最上段の端でしかも通路に面していて、さらに前後左右1〜2席空けて販売している席が予約できたのでまあ安心かなと思い、思い切って行ってきた。内容は野球関連の新作落語4席と2人のトーク。プロ野球には全く興味がなく現役選手の名前を1人も知らないのだが、とにかく面白かった。驚いたのはお客さんの半分以上がベイスターズのユニフォームを着ていたこと。会場の受付で知ったのだが、ユニフォームを着ていくと何か特典があったらしい。特典が何だったのかは不明。新作落語4席は全部粒ぞろいの傑作だと思ったが、なかでもベイスターズの球場で発生した殺人事件という設定の三遊亭ときんの「太陽にホエーロ」が秀逸だった。(9月23日、横浜にぎわい座)
◯古今亭駒治 生徒の作文〜野球編
◯三遊亭ときん 太陽にホエーロ
◯トーク 未来の大看板〜ルーキー大豊作
◯三遊亭ときん マキちゃん
◯古今亭駒治 同窓会
◯古今亭駒治 生徒の作文〜野球編
◯三遊亭ときん 太陽にホエーロ
◯トーク 未来の大看板〜ルーキー大豊作
◯三遊亭ときん マキちゃん
◯古今亭駒治 同窓会
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オンライン ミャンマー情勢
オンラインで在日ミャンマー人の定住支援を行なっている横浜のNPOの人の話を視聴。話の内容はミャンマー特有の話ではなく日本の多文化共生についてのもので、在留外国人の国別構成や法整備の現状、定住支援の事例紹介、支援を行う際の心構えなど。知らなかったことも色々あり為になった気がする。講師が強調していた外国人が支援してもらいたいことと日本人が支援したいことのギャップは自分も仕事をしていた時から常々思っていたことなので、やはりどこにでもある誰もが感じる共通の悩みなんだなぁと思いながら聞いた。NPO代表の「日本人が誰も農業や畜産業をやりたがらない状況では日本の原風景を残したいとか日本産の野菜を食べたいというのと多文化共生は同値だ」という言葉が印象的だった。
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