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マスカレードゲーム 東野圭吾

人気シリーズ第4弾。例によって、人を疑うのが仕事という警察官とお客様第一というホテルマンのコンビがホテルで起きようとしている犯罪を未然に防ぐために奮闘する。第1作目を原作とした映画の印象が強烈だったで、本書を読んでいても「映像化されたらこんな感じだろうなぁ」と勝手に映像化されたシーンを思い浮かべながら読み進めてしまった。最後に明らかになる真相は当初予想されたものとは全く違うので、実際に警察がこんな見当違いの見込み捜査をするかしらというのが正直なところだが、意外性を期待する読者へのサービスという点では大満足だ。主人公の去就や次回作の有無など色々気になるところを残しつつ閉幕。個人的には心機一転の主人公たちの次の活躍を期待したい。(「マスカレードゲーム」 東野圭吾、集英社)
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