とものうら

2011-02-25 01:18:15 |  尾道/鞆の浦の旅
尾道/鞆の浦の旅

今回から記事の舞台は鞆の浦(とものうら)に移ります。
鞆の浦へは福山からバスに乗り、鞆の浦バス停で下車。
バス停横にある観光情報センターで観光マップを手に入れました。
見所と時間別推奨コースがとても詳しく、また表現豊かに記載されてて秀逸。
私はコースを度外視して歩きましたが、コース外の道も正確、迷う事無く歩けました。
ここをじっくり歩くなら、入手をします。

バスセンターからは左手の堤防越しに瀬戸内海を眺めて歩きました。
みぞれが海から吹けて来て、風が冷たい。
震えながら歩くぅ。
平成いろは丸と言う遊覧船の乗り場でトイレを借りて、サヨリの干物を売る売店でこんなものを見つけました。

私も好きだなあ。

途中、圓福寺など覗きながら歩いて行くと、漁港に出ました。
港は背後の丘が風を遮り、日差しも戻って人心地。
漁港は滑らかにカーブを描く波止場で守られ、荷揚げ用のベルトコンベアがあったり、沈みかけた小舟があったり、同型の船が並んで停泊していたり。
見慣れぬ風景なので、面白い。


いろいろと写真を撮りながら進んで行くと、向こうに鞆の浦のシンボル、常夜燈が見えてきました。
灯篭燈と呼ばれる江戸時代の灯台だそうです。

うーん、お腹が空いた。
お昼にしたい。
しかし常夜燈へ向かうまでの道の左右にも、魅力的な被写体が次々と現れ、歩みは進まず。
鞆の浦の建物は尾道に増して年代物です。
しかも古い故に文化財としての意識が高く、保存状態もいい。


あっ、いい加減にしなければ。
お昼は常夜燈そばのカフェで食べようと考えていたので、途中から観光は後回しにして、良さげな被写体をチェックしつつお店へと向かいました。