おいしい夕食をありがとう

2014-04-03 00:10:46 | お酒
夕食は和食だから白ワインを土産に買ってこいと(そんな言い方ではないが )実家からリクエストがあったので、酒屋に寄ってワイン売り場で物色。
さっぱりしていて和食に合うとTVで聞いた甲州種のワインがあったのでそれにした。
甲州は大昔に飲んだ事があるが、非常にあっさりしていて、いや、あっさりし過ぎていて旨味に乏しかった。
日本の品種ではヨーロッパの品種みたいな深みは出ないのだな、と思った覚えがある。
日頃飲む千円あれば買えるテーブルワインより高めなのでそれ以降飲んだ事はなかったが、認識を変えたのがそのTV番組。
なんでも畑の単位面積当りの収穫量を絞り、ひとつの房に旨味を凝縮する栽培方法を研究し、いまやヨーロッパの品種のワインに伍するものが出来るようになったと言っていた。
海外でも評価が高いそうだ。
それで気にはなっていたものの、やはり少しだけ高いのでどう変わったのか確かめずにいた。
今回は実家へのお土産なので多少高くても購入理由にできる。
この機会を逃す事なく買う事にした。



<夕食の献立>
 刺身盛り合わせ
 茗荷を薬味にカツオのたたき
 ナスとピーマンの味噌煮
 根菜とおからの煮物
 エノキタケとホウレン草のおひたし

素敵。
普通なら問答無用で熱燗だ。
が、まあ今日はワインがある。
これらを肴に飲んでみた…。
さっぱりした口当たりは記憶にあるモノ。
ははあ、確かに深みは増したよう。
和食との相性もバッチリだ。



なんて思ったがその違いを本当に把握できたかは疑問。
若い頃飲んだ時は渋いワインを至上と考えていたし、今回買った商品がTVで紹介されていた作り方をされてるのかどうか分からない。
でも旨いと感じて自分が満足すればそれでいいのさ。
お互いキリキリッと冷やして日本酒と飲み比べるのも面白そう。
他の醸造所の商品も試してみよう。
記念日かなんか言い訳が得られるときに。

<実家のコルク抜き>