3年振りに行って来た

2014-08-13 23:44:33 | その他旅行き
チャリ友ご贔屓の楽団が、山中湖畔で3年ぶりに野外ライブを開催するって事で、また連れて行ってもらった。
しかしタイミング悪く各地に被害をもたらした台風11号が日本列島に接近しつつある時だった。
当日、午前中はなんとかもっていた天気も午後になるととうとう崩れ、断続的に降る雨の下ライブは実施された。
3年前も雨が降ったが、少し長めの夕立という感じで雨が止めば山中湖の向こうに富士山が見えたものだが。
今回は強く弱く降ったりやんだり。
風はほとんどなく、それについては助かったが、またカッパを着ての鑑賞。
夕刻には山を歩けば普通に見られるガスが頭上に流れてきた。
これはこれで舞台の照明がガスを照らし美しい。
野外ライブでしかありえない舞台効果を魅せてくれた。

今回はいつにも増してビールを飲んだ。
会場横の広場には大勢の観客の胃袋を満たし、喉を潤すための出店のテントが並ぶ。
オフィシャルグッズのオリジナルカップを買い、それに注いでもらうと生ビール一杯600円を500円にしてくれる。
連れが買ったカップを借りて4杯飲んだ。
カップは500円也。あはは。
オリジナルのロゴが入っていなければ買う気にもならないポリプロピレン製。
もう一杯飲んだらカップ代をペイできたのに。


ライブは11時に開場、13時開演、20時まで複数のアーティストが入れ替わり演奏した。
プロの皆さんの演奏は当然良いものであるが、私が興味深かったのは開場後開演までが担当のオープニング・アクトの演奏。
3グループが演奏し、最後に地元?の高校のジャズバンド部が登場。
なかなか達者なプレイ振り。
高校の部活の発表の場としては、地区大会から全国大会まで発表会演奏会などあるのだろうが、聴衆は各校のクラブ関係者ばかりだろう。
一般の人に聴いてもらう場として最大の経験になるはず。
しかも観客はノリのいい人ばかりである。
演奏中目の前で踊られて、乗せる側の演奏者が反対に乗せられ、最高のパフォーマンスを発揮していた。
なかでも「アナと雪の女王」の「Let It Go」を歌った女の子はうまかった。
大勢の観客の前で歌う快感を体感したに違いない。
伸びのある透明でパワフルな声で歌い切り、その場にいた音楽業界の人の耳にとまればプロデビューへの道が開かれたりするのかもしれない。
なんて他人事ながらドキドキした。