京都ではちょびっと古い建物探訪

2018-05-11 00:06:20 | その他旅行き
GW後半の遊び先に選んだのは、再度、京都国際写真祭。
普段入れない(と思われる)施設を展示会場とした場所を二ヶ所訪れた。
今度は北の方、京都新聞ビル印刷工場跡と誉田屋源兵衛黒蔵である。



印刷工場は細長い空間だった。
印刷するのにこんな高い天井がいるのだろうか、ってくらい広々としていた。
印刷機械はまったく残っておらず、このスペースがどのように使われていたのかは不明。
床に移動装置跡と思われる溝があったが、これもどのように使われていたかは分からない。
ベルトコンベアではないが、印刷中、印刷後の新聞紙が自動で運ばれていたのだろう。
扉にはインクの付いた指で触った跡がたくさんあり、稼働時の人の動きを彷彿とさせた。



もう一つの誉田屋源兵衛黒蔵は、何年か前の写真祭で黒蔵の隣の会場で展示しているのを見に入ったとこだった。
すっかり忘れていたが、玄関の佇まいを見て思い出したのだった。
てことは展示会場として、一般的に公開されてるところなのかもしれないな。
黒蔵は和と洋が寄り添った建物だった。
無茶苦茶古い建物という感じではなく、洋風な部分は後から継ぎ足されたようだ。
そこが新しいので古さを感じさせないが、和の部分はとても古いのかもしれない。



今年の写真祭訪問予定はこれにて終了。
また来年、機会があれば普段入れぬ施設を見学したいものだ。
この日もたっぷり歩いて疲れ果て、京都駅始発の電車に乗って帰宅した。