いわむら城下町を行ったり来たり

2022-05-12 06:31:05 | その他旅行き
いわむら城下町は明知鉄道岩村駅から岩村城跡にかけた緩い上り坂に広がっている。
中央の通りは山中の町とは思えない広さ。
山の中とはいえ、広い斜面にあるからなんだろう。
道の両側には同じような焦茶色の壁の家が並んで建っている。
歩いて散策していたらもっと沢山写真を撮ったのだろうけど、レンタサイクルで移動したので、写真はポイントポイントで撮ることになった。



GWという事で観光客もたくさん歩いていて賑やか。
ようやく観光地も常態に復してきた感がある。
たくさんの人出があっても感染拡大がひどくならないといいのになぁ。
ただ人が多いと食事できるところ(席の空いてるお店)を見つけるのが難しくなる。
店を訪ねたり電話をしたり、四つ目でようやく席の空いてるカフェを見つけ、食事にありつく事ができた。



建物の中に入ったのは、そのカフェと骨董のお店、あと造り酒屋のお店と勝川家。
みんな今に引き継がれてきた昔の家だった。
骨董のお店ではきれいな盃が買ってもいいなと思う値段で売っていたが、高台が斜めになっている飲み干さないとテーブルに置けない系の奴だった。
ゆっくり一人で飲むのに適さず残念。



造り酒屋では家飲み用に日本酒を購入。
女城主の特別純米酒。
帰って早速飲んだがとてもやさしい味わいで、濃い目が好きな私の舌には少し物足りず。
淡泊な和食に合いそうだ。



勝川家は昔の商家の邸宅で、蔵のなまこ壁を見学。
こういった旧家のお屋敷は歴史ある町に来た時よく見学するが、町ごとの違いを見て取れるともっと面白いんだろうな。
そんな鑑識眼は持っておらず、同じように時を経た家としか目に映らない。
まあ、身近にない建物だからそれだけで面白いんだけど。
駆け足での城下町見学となってしまったが、こんな邸宅は木村邸や土佐屋など他にもあるので、古い町好きならゆっくり時間を過ごせるところだ。