阪堺電車 恵美須町-住吉

2023-10-15 22:47:12 | その他旅行き
通天閣と新世界の観光を終えて、次は住吉大社へ向かう。
そこからだと阪堺電車を使うのが便利。
恵美須町から阪堺線が出ているので、そこから乗る事に。
停留場に行って時刻表を見ると1時間に2~3本発車するだけだ。
結構な街中を走る電車なのに地方の鉄道みたいだな。
少し東側をほぼ並行して走る上町線は天王寺駅前から出ており、こちらの運行本数はもう少し多いようだ。



阪堺電車は路面電車である。
が、専用軌道を走る区間が長く、この後そうした場所で写真を撮っていると、普通の鉄道を撮ってる気分になった。
恵美須町停留場も専用軌道にあるので、改札口は無いが普通に駅である。



駅の佇まいを撮影していると、ピンク色の電車がやってきた。
乗車し、テイクアウトしたコーヒーを飲みつつ出発を待つ。
なるほど、乗ってくるお客さんは数人だ。
この人数では本数は多くできないな。
バスの方がたくさん乗ってるんでないか?



時刻が来て発車。
線路の幅は広く、標準軌のレールの上をふわふわと揺れながら進む。
いくつか停留場を過ぎ、東玉出の手前から道路と共用する併用軌道へと入る。
併用軌道では路面電車は道路の中央部を走るイメージがあるが、この部分の併用軌道は進行方向右側の車線に線路がある。



右側を(北向きに)走る車は必ず線路上を走る事になる。
後ろから電車が来ないか、運転していてドキドキだな。
でもそこしか走りようがないから、後ろに電車がやってきてもバスが後ろに並んだと思っておいたらいいんだよな。
昔、路面電車の走る町で暮らしていたから、右折で軌道上に止まってる時電車がこないか、その時のドキドキ感を思い出してしまった。



住吉の電停で降車。
天王寺駅前から来る上町線がここで合流する。
その先の路線も気になるが、まずは住吉大社にお詣りしよう。
石灯籠を見つつ駐車場への道路の横から入ろうとするが、どうも裏口のようだ。
正面入口はどこかと道路沿いに歩いていくと、あったあった大きな鳥居が。
停留場は住吉鳥居前の方が近かった。