住吉大社

2023-10-17 06:25:21 | その他旅行き
住吉大社はやたらと石灯籠の多いところである。
大小いろんな大きさの灯籠が二つセットで奉納されていた。
参道を挟んで両側に置かれるイメージがあるが、ここはすぐ隣に並んで置かれている。
あまりにも数が多く、長い参道がないと置ききれなくてこの配置になってるのだろうか。



正面の鳥居をくぐり、点在する石灯籠を見ながら歩くと赤い欄干の反橋がある。
登りやすいよう階段状にしてくれているので、なんとか上れる傾斜だ。
手水舎で身を清め、門をくぐると本宮の立ち並ぶ広い境内である。
住吉大社には四つの本宮がある。



普通なら?大きな本殿に複数の神様を合祀するのだろうけど、ここは一柱にひとつの本殿。
えらい神様なのね。
四つとも同じような大きさと造りになっていて、正面からだと第三本宮、第二本宮、第一本宮と縦に並んでいる。
第三本宮の右に第四本宮がある。
第四本宮から第一本宮へと順にお詣りした。



第四本宮には息長足姫命が、
第三本宮には表筒男命が、
第二本宮には中筒男命が、
第一本宮には底筒男命がそれぞれ祀られているそう。
表筒男命、中筒男命、底筒男命は伊邪那岐命が禊祓を行った際生まれた海の神様らしい。
航海の安全を祈願して石灯籠を奉納するのだろう。
自分はあまり海に関係しないので、ご挨拶だけしておいた。



本殿は住吉造と呼ばれる古代の神社建築で、国宝だそうだ。
こんな街中の木造建築が戦争で焼けずによく残ったものだ。
お詣り後は境内を行ったり来たりして写真撮影。
初詣ではこの広い境内も人でいっぱいになるんだろうか。
反橋の手前はまばらに木の生える広いスペースがあるから、ここに屋台や露店が並ぶのかもしれない。
お正月に大阪にいる機会があれば、見に来てみたいものである。