各ショットの精度を上げよう

2023-10-23 06:19:04 | テニス
暑さが去って、力一杯テニスしても身体に熱がこもらなくなった。
つい先日まで熱に浮かされたような思考状態でやっていたから、うまくプレーできなくても「まあいいか」と流していたが、ここに来てひとつひとつのショットに集中できるようになった。
スポーツの秋とはよく言ったものだ。
レベルアップの時期である。

今の重点ショットは引き続きフォアハンドストローク。
腕より先に肩からスイングする肩主導のスイングを身体に覚えさせるべくリターン前に素振りを繰り返している。
で、そうしていると上半身にばかり気が行き、下半身がおろそかになる。
だいぶオープンスタンスになっていたようで、そう打つなら腰をもっと入れないとボールを押せないぞと指摘を受けた。
上半身を捻っているつもりでいたが、上半身だけでは駄目で腰から捻らないといけないらしい。
腰を意識してスイングすると、ワンテンポ遅れるようで、今までのタイミングで振り出すと振り遅れるようになってしまった。
なかなか難しいですな。

しかしバックハンドストロークには好影響が。
同じように腰を入れるとこれまで引っ張り過ぎて狙いより右に飛んでいったボールが思ったより左に飛ぶようになった。
ははあ、肩が入っていないから身体が早く開いて右に行くのだと思っていたが、腰が入っていなかったのか。
思わぬところで解決策が見つかりそうだ。
こちらはもう少し試行が必要。

ボレーはショートバウンドしそうな低いボールが来た時、ラケットを腕で前に出してボールを拾うような形でボレーしないよう意識中。
その打ち方になるとまずミスするので、どうせミスるなら身体に引きつけた場所でボレーできるよう打点を覚え込ませ中。
バウンド前に打ちたいなら歩いて(フットワークで)前に行き、腕でなく身体ごとラケットを前に進めるのだ。
うまく捉えられるとグリップを握るだけで丁度いい深さにボールが返る。
ちょいと押したりするとエンドラインをオーバーするから、ボレーにスイングは不要だと思うようになった。

最後はサーブ。
いっときダブルフォルトが激減していい気になっていたのだが、この夏またおかしくなった。
今まで見つけた自分用対応策をあれこれ処方。
その中で最近最も気を付けるポイントがやはり肩。
トロフィーポーズをとると当然右肩が後ろになるが、これを前に持っていきつつスイングする。
コーチは左肩と右肩を入れ替えると表現する。
ネットする時は大体肩の入れ替えができていない時。
脱力して肩の入れ替えを意識すると途端に飛びが良くなるので今度はサービスボックスにどう収めるかに意識を移す必要がある。

昔はミスしても何が原因か分からずストレスを溜めるばかりだったが、今はなんでミスしたのか直後に把握できる。
そのたびこうすべきだったと正しいスイングを思い出し、次に備える。
テニスを楽しめてるなあと思えるようになった。