宇治線沿線を半分くらい歩く

2023-10-29 11:39:14 | その他旅行き
平等院を見学後、参道にあるお店でお昼を食べて、京阪電車の宇治駅へと戻った。
行きがけに中書島駅から宇治駅へ向かう際、車窓からチェックした撮影ポイントがある。
そこだけ沿線を歩いて戻り撮影するのだ。
宇治駅の向こうは三室戸駅。
三室戸駅とその次の黄檗駅間に、宇治線とJR奈良線が隣り合わせて走る区間があった。
並走していた宇治線と奈良線が分かれるところがあって、地図で見るとそこに道路が横断しており、上から見晴らせるかもしれないので、まずはそこを目指した。

<宇治駅西側>


進行方向右手に宇治線を見て歩く。
甘い匂いを漂わせた飴を作る製菓会社の工場横を通り、少し行けばもう三室戸駅。
駅前のというか駅に沿った道沿いに飲食店が複数あり、どのお店も営業していたので少しびっくり。
日本の地方都市は活気が無くなってきたイメージがあったが、この町は元気なようだ。

<行がけの車内 前方左に少し見える線路はJR>


さらに線路脇の道路を歩いていくと、空き地にNEXCOの標識があった。
なんで京阪電車の土地じゃないんだ?と思いつつさらに歩くと高速道路の上に出た。
ああ、地図で見ていた道路は高速道路だったんだ。
スマホの交通機関表示の狭い画面で見ていたから気付かなかった。
少し離れた右手の交差部がある方を見ると、道路が下で鉄道が上を越えている。
これでは展望は望めないなと諦め、そのまま次の黄檗駅へと歩いた。
しかし後でその部分の地図をよくよく見ると、道路は鉄道を乗り越えていないが、京阪とJRの間に高速道路を越える歩行者用の陸橋のようなモノがあるのに気付いた。
しまったなあ、ダメ元でどんな交差状態なのか見てみればよかったと後悔。
左右に京阪電車とJRの走る写真が撮れたかも。

<京阪の黄檗駅からのJR>


そこから黄檗駅へは少し距離がある。
しかも真っ直ぐ歩ける道は線路から離れていて、ただポクポク歩くのみ。
ようやく黄檗駅に到着してベンチで一休み。
やってきた中書島行きの電車に乗車した。
次は3駅先の桃山南口駅で下車。

<堤防からその一>


ここから次の観月橋駅まで歩く。
線路は川に沿って走っていて、堤防から見下ろせるのだ。
しかもうまい具合にカーブしている場所があり、そこでしばし粘って何本か行き来する電車を撮影。
その時は10分間隔で運行してたはずで、あれこれ構図を考えていたらやってきてくれたので、暇を持て余すことなく助かった。

<堤防からその二>


観月橋駅から再び電車に乗ろうと改札口へ行くと、踏切からの眺めがなかなか秀逸。
中書島方面へ行く電車を撮っていたら、中書島からも電車がやってきた。
ちょうどその場所で行き交う時間帯のようで、ラッキー。
観月橋駅にやってきた次の中書島行きの電車に乗り前を見ていたら、やはり中書島からの電車がやってきた。

<観月橋駅踏切>


観月橋駅から中書島駅まではすぐ。
宇治線のホームは京阪本線の淀屋橋方面行きの島と同じである。
さて、この後どうするかな。
伏見の酒処を歩いて日本酒を買うか、出町柳まで行って叡電に乗り、一乗寺の恵文社で本を物色するか、決めねばならない。

<中書島駅宇治線ホームより>