旧内山下小学校

2019-10-23 06:35:30 | その他旅行き
翌日は朝から岡山市へ移動。
岡山芸術交流の作品は路面電車の城下駅付近を中心に狭い範囲に集中している。
だから移動に時間を使うことなく鑑賞でき、朝から晩まで時間をかければ1日でほとんどの作品を見ることができそうだ。
映像作品を見る場合はそうはいかないかもしれないが。



我々は帰りが遅くならないよう15時で切り上げることにしていたので、シネマ・クレール丸の内で上映される映像作品と、岡山城辺りのいくつかの作品は見ることができなかった。
会場エリアの北側外れに1日最大800円の駐車場を見つけ、車を止め置き、歩いて回った。
印象に残った事を順不同で記していきたい。



今回は一番多くの作品が見られた会場の「旧内山下小学校」。
「きゅううちさんげしょうがっこう」と読むらしい。
ここに限らず廃校になった学校校舎がこんな展覧会で会場に使用されることがあるので、本来なら部外者の我々が入れない建物に入ることができる。
ありがたいことである。



展示作品は難解で、眺めて回ることしかできなかった。
その作品を作成した背景やテーマを知った上で観る必要があるのだが、その説明書きがすでに難しい。
日常生活で触れることのない分野のテーマだと、読み始めの前提が短期記憶から消え去って、読み終わった時意味が頭に残らないのだ。



読み返す気力もなく、分からないまま作品を見るので、正しい鑑賞方法ではないだろう。
作品より校舎の古い備品を鑑賞していた気がする。
校舎だけでなく、体育館や運動場、プールにも作品があって、グルグル見て回った。



しかし駅から離れているとはいえ、周りは大きなビルが立ち並ぶ街のど真ん中である。
再開発の対象にならないのだろうか。
ちょっと調べてみると、今回だけでなくいろんなイベントがあるとき会場として度々利用されているようだ。
個人的にはこんなのが残っている方が面白いので、これからも今のままでいて欲しいものだ。





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