今週はこれから寒くなるようです。
とうとう冬がやって来るのですね。
適度に寒い冬で済みますようお頼申し上げます。
さて、その冬がやって来るから楽しめる紅葉を観賞しようと、近場の山へ日帰り登山に行ってきました。
久しぶりの紀伊山地、山は大普賢岳です。
またしても山の中腹までですが…。
今年は一向に寒くならなかったので、そろそろ紅葉が見頃だろうと踏んだのに、なんてこった、すっかり終わってる。
国道169号から脇道に入り、和佐又ヒュッテまで車で入れるのですが、その林道沿いがちょうど見頃でした。
山は夜冷え込むので、年毎に違う気候の影響を、下界の木々ほど受けないのかもしれません。
今年は早すぎたり遅すぎたり、山の紅葉から見放された年でした。
和佐又ヒュッテの駐車場に車を止め(有料です)歩き出しました。
駐車場横の林からしてすっかり葉を落とし尽くし、寒々と白い木肌をさらしています。
お天気は薄曇り。
冬景色だなこりゃ。
それでも気温の持ち直した暖かい日で、景色と裏腹に凍える事なく歩けました。
キャンプ場を横切り、すすき野原を抜け、白っぽい林内へ。
所々になんとか葉っぱを残すもみじの木があり、彩りを添える。
登山道には落ち葉が散り敷かれ、歩く度乾いた音が静かな斜面に拡がります。
散ったばかりのはずなのに、長くそこにいたかのような焦げ茶色。
かえでの手のひらやブナの楕円、ペンタゴンはプラタナス?
優勢な樹種が変わる度、登山靴が掻き分ける葉の形も変わります。
ホウの大きな葉っぱなんて、ゴロゴロって感じで転がっています。
突然、大きな岩の露頭が現れました。
大普賢岳は古くは修験道の行場として登られた山だそうで、いくつもの窟(いわや)が登山道横にあります。
ガイドブックを読んだときはどんなに険しいのだろうと恐怖したのですが、その辺りは登山道から外れなければ危険な場所はなし。
山頂に近づくと険しくなるらしい。
日本岳のコルを左折すると、斜度も上がり険しくなってきました。
が、難所には鉄梯子がかけられ問題なく登れます。
石ノ鼻という岩場がありそこでお昼としました。
とても展望の良いところ。
植林された山に帯状に残る雑木林が茶色く浮き上がるのを見下ろし、塩気の効いたおにぎりをおいしくいただきました。
今回はこの石ノ鼻まで。
紀伊半島もここまで南に下ると大阪からは結構な距離。
登山口までの移動往復でその日の行動時間の半分を使わねばなりません。
今度は和佐又ヒュッテか付属のバンガローにでも前泊して、山頂を目指すことにします。
雲多いゆえ間断なく光芒差す空に別れを告げ、下山しました。
とうとう冬がやって来るのですね。
適度に寒い冬で済みますようお頼申し上げます。
さて、その冬がやって来るから楽しめる紅葉を観賞しようと、近場の山へ日帰り登山に行ってきました。
久しぶりの紀伊山地、山は大普賢岳です。
またしても山の中腹までですが…。
今年は一向に寒くならなかったので、そろそろ紅葉が見頃だろうと踏んだのに、なんてこった、すっかり終わってる。
国道169号から脇道に入り、和佐又ヒュッテまで車で入れるのですが、その林道沿いがちょうど見頃でした。
山は夜冷え込むので、年毎に違う気候の影響を、下界の木々ほど受けないのかもしれません。
今年は早すぎたり遅すぎたり、山の紅葉から見放された年でした。
和佐又ヒュッテの駐車場に車を止め(有料です)歩き出しました。
駐車場横の林からしてすっかり葉を落とし尽くし、寒々と白い木肌をさらしています。
お天気は薄曇り。
冬景色だなこりゃ。
それでも気温の持ち直した暖かい日で、景色と裏腹に凍える事なく歩けました。
キャンプ場を横切り、すすき野原を抜け、白っぽい林内へ。
所々になんとか葉っぱを残すもみじの木があり、彩りを添える。
登山道には落ち葉が散り敷かれ、歩く度乾いた音が静かな斜面に拡がります。
散ったばかりのはずなのに、長くそこにいたかのような焦げ茶色。
かえでの手のひらやブナの楕円、ペンタゴンはプラタナス?
優勢な樹種が変わる度、登山靴が掻き分ける葉の形も変わります。
ホウの大きな葉っぱなんて、ゴロゴロって感じで転がっています。
突然、大きな岩の露頭が現れました。
大普賢岳は古くは修験道の行場として登られた山だそうで、いくつもの窟(いわや)が登山道横にあります。
ガイドブックを読んだときはどんなに険しいのだろうと恐怖したのですが、その辺りは登山道から外れなければ危険な場所はなし。
山頂に近づくと険しくなるらしい。
日本岳のコルを左折すると、斜度も上がり険しくなってきました。
が、難所には鉄梯子がかけられ問題なく登れます。
石ノ鼻という岩場がありそこでお昼としました。
とても展望の良いところ。
植林された山に帯状に残る雑木林が茶色く浮き上がるのを見下ろし、塩気の効いたおにぎりをおいしくいただきました。
今回はこの石ノ鼻まで。
紀伊半島もここまで南に下ると大阪からは結構な距離。
登山口までの移動往復でその日の行動時間の半分を使わねばなりません。
今度は和佐又ヒュッテか付属のバンガローにでも前泊して、山頂を目指すことにします。
雲多いゆえ間断なく光芒差す空に別れを告げ、下山しました。
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